妊娠を希望するならゴースト血管の改善は必須!

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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2020.01.10

養生法など

妊娠を希望するならゴースト血管の改善は必須!

いつも『新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ』をご覧くださり、ありがとうございます。

ご挨拶が遅くなりましたが、2020年になりました。年明けから10日が経ち、仕事にお疲れ気味の方もいらっしゃるかもしれませんね。まずは体調第一にどうぞご自愛ください。

年明け最初のブログのテーマは、「妊娠」。年末年始の親戚づきあいや懐かしい友人とのひと時など、楽しい反面、妊活中は相手に悪気がなくても傷つくこともありますね。診察の合間に愚痴もこぼして、ぜひ少しでも心が軽くなっていただければ幸いです。今年も当グループは全力で皆さまをサポートしてまいります。

今は、妊活に関する情報が溢れています。インターネットで検索をすれば多くの情報が得られますが、内容については科学的に検証されたものからジンクス的なものまで、多種多様。良いと聞けば試してみたくなるのが自然です。でも期待していたような効果が得られないと、精神的にどんどん追い詰められてしまいます。

実際、当グループに来院されるお客様も何かしら試した後に、最後の砦としてご相談にいらっしゃる方が多いです。

もうこれ以上、辛い思いをしてほしくありません。

ブログでは昨年に引き続き、不妊やさまざまな不調に関するものから美容に関するものまで、お役に立てる情報をお届けしてまいります。引き続きご愛読いただけると嬉しいです。

ゴースト血管とは?

「ゴースト血管」という言葉を聞いたことがありますか? たまにテレビや雑誌などでも取り上げられています。

人間の身体は、太い血管以外にも多数の毛細血管が存在しており、血管全体の99%にもなります。毛細血管は、私たちの人間の身体において非常に重要です。全身の細胞が活動できるように、身体の隅々まで必要な酸素や栄養素、免疫物質を運び、不要な二酸化炭素、老廃物を排出します。

重要な血管であるにもかかわらず、毛細血管はちょっとしたことで血液が流れなくなってしまいます。なにせ最も細い血管は、約8μm、つまり1/1000mmほどと言われていますから、血流が悪くなってしまうのも、なんとなく想像できると思います。血流が悪化した血管は普通の細胞に戻ってしまい、役割を果たせなくなった毛細血管は「ゴースト血管」と呼ばれます。

ゴースト血管が増えると、さまざまな不調や病気につながります。よく言われる「未病」の原因になるのです。癌の遠因になるとも言われています。

ゴースト血管の改善が妊娠につながる

妊娠を希望される方は、ゴースト血管の改善は必須と言っても過言ではないでしょう。

筋肉のコリがある状態というのは、筋肉が太く硬くなっていることを意味します。その結果、筋肉の間にある毛細血管を含めた血管が締め付けられ、血流が悪化、ゴースト血管が増えるということになってしまうのです。

毛細血管は再生が可能で、全身の血流が良くなると内臓の働きが活発になります。その結果、体温が上がります。

ブログでも何度かご紹介していますが、「加藤式不妊治療」の基本的な考え方として『コリをとること』『高い基礎体温』を推奨しています。女性の場合、基礎体温を高温期で37℃、低温期で36.5℃と高くすることが何より大切です。

ゴースト血管が多数ある状態では、どうしても体温が低くなってしまいますので、妊娠を希望される場合、ゴースト血管を減らし、体温を上げることを目指します。

ゴースト血管を再生する方法

当グループでは鍼を用い、1回目の治療から筋肉のコリを弛め、機能が改善し、血流を良くします。また、同時に漢方薬を服用することをおすすめしています。血流を改善しながら漢方薬を服用すると、漢方薬の成分が全身に行き渡りやすくなり、全身の血流が改善。毛細血管が再生し、内臓の働きも活発になります。当然、体温が上がり、妊娠体質になります。

妊娠体質になることによって、女性ホルモン、男性ホルモンが増加し、受精・着床して赤ちゃんになれる成熟卵子、直進して卵子に到達できる精子が育ちやすくなります。

当グループの事例で、最後に残っていた首の部分の筋肉のコリを解消したら妊娠につながったこともありました。

ゴースト血管については、以下の記事でも詳しく紹介しています。セルフチェックの方法や毛細血管を再生するために自分で取り組めることなども紹介していますので、あわせてご覧ください。

▼妊活だけじゃない!基礎体温は重要な健康維持の指標
https://shinjuku.shinkyu.clinic/blog/news/2858/

副作用のない自然療法にこだわる理由

妊娠するためには、口内だけでなく全身の体温を上げることが大切で、そのために体温を下げているゴースト血管の再生を促しましょうという話をすると、薬で何とかならないものかと考える方もいらっしゃると思います。

体温を上げるためには「黄体ホルモン」を外部から補給してあげる方法もあります。しかし、それを行うと自身の身体で黄体ホルモンを作らなくなってしまう恐れがあり、当グループでは副作用のない自然療法のみの治療法にこだわっています。

当グループに来院の患者様の中には、どうしても体外受精が必要な状況の方もいます。その場合も、身体を妊娠体質に整え、漢方薬を飲んで薬の副作用に負けない身体作りをおすすめしています。東京漢方堂薬局でお出ししている不妊治療用の漢方薬は、長年の臨床経験で、体外受精に使用する様々な薬品の副作用を軽減する可能性が高いことが分かっています。

妊娠・出産はゴールではなく、スタートです。元気に楽しくお過ごしいただける未来作りのお手伝いをしていければ幸せと感じます。不妊や体調不良等でお悩みの方、新宿加藤鍼灸院・整骨院グループにご相談ください。