皮膚疾患・美容へのアプローチで健康的な美肌へと導きます

Beauty and skin diseases

皮膚の疾患

アトピー性皮膚炎/尋常性ざ瘡(ニキビ)/多形滲出性紅斑

皮膚疾患・美容へのアプローチは、
自然療法により見た目の美しさだけではなく
健康な身体への体質改善を導きます。

皮膚疾患とは

新宿加藤鍼灸院・整体院の皮膚疾患・美容へのアプローチは、自然療法により見た目の美しさだけではなく、芯から体質改善をして健康な身体へ導いていくことが根本にあります。

夏は高温多湿になる気候に加え、近年は住まいの気密性が高くなっています。 食生活の面では欧米化が進み、伝統的な和食が減り、動物性の食品、油脂、食品添加物、アルコールなどの摂取、砂糖の過剰摂取などが増えて、カロリー過剰の状態です。

ストレスの増加が自律神経失調や慢性疲労を引き起こし、血行不良と筋肉の緊張(コリ) が免疫力や皮膚機能の低下につながります。喫煙や食生活、睡眠不足を含めた生活習慣も大きな要因の一つと言えます。
このようなことから、皮膚疾患に悩む方が多くなっています。

美容鍼は、鍼灸によって気血の流れを良くしたり、経穴(ツボ)と当院独自に見出した治療ポイントを鍼で直接刺激したりすることで、皮膚にある本来の機能を正常化するだけでなく、血液成分が皮膚のバリアを通過して、相互に流通し皮膚の老廃物や色素沈着を吸収しやすくなります。

また、鍼で顔の気になる部分の皮膚や筋肉に直接刺激を与えることで、ニキビ跡のくぼみや毛穴の広がりを取り、皮膚が滑らかになり、潤いが出ます。

シワ、ニキビ、ニキビ跡(クレーター)、みかん肌(毛穴の開き)、いちご鼻、乾燥肌、湿疹、めんちょう、シミ、ソバカス、ほくろ、くすみ、皮膚のたるみ(目袋、頬、顎、目)、むくみ、アレルギー、小顔、顔の歪み、リフトアップに高い効果をあげることができます。とくに薄いシミは、レーザー治療が困難なため美容鍼を利用するといった方が近年非常に目立ちます。

このような鍼の即効性によって、施術した部分の細胞の新陳代謝が活性化します。これにより、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が増えるため、シワの改善が期待できます。また、顔全体を健康的な美肌へと導くことも可能になります。顔がひきしまって小顔になり、お手入れの際の手触りや化粧ノリが違うなどの変化を実感していただけます。エステや化粧品による効果との違いを感じていただけるはずです。

皮膚疾患を改善するための食生活とは

当院では、和食への切り替えをおすすめしています。具体的には米飯を中心としたシンプルな調理法と献立で、魚、貝類、乳製品、大豆製品などの豆類、野菜、果物、海藻などをバランスよくとります。 納豆、ヨーグルトなど消化吸収を助ける発酵食品は多めに取ると良いでしょう。過食しないよう腹八分目に抑え、チョコレートやアイスクリームなどの糖分の多い食品、脂身の多い肉類や揚げ物、唐辛子などの刺激物は控えるとよいでしょう。

皮膚疾患で特に大切なのが油脂の質です。DHA、EPAやオリーブオイル、亜麻仁油など、オメガ3脂肪酸を豊富に含む油を、できるだけ加熱せずに摂るのがお勧めです。酸化した油脂は炎症を悪化させやすくなりますが、オメガ3脂肪酸はすみやかにエネルギーになるとともに、乾燥を防ぎ、皮膚のバリア機能を維持します。

こんな症状の方に

アトピー性皮膚炎

「アトピー性皮膚炎」とは、悪くなったり良くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を主な病変とする皮膚の病気です。もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人、血行が悪く筋肉がこる人に多く見られ、湿疹とかゆみの症状の再発を繰り返し、なかなか治らないことが特徴です。

またアトピー性皮膚炎と小児喘息は非常に関連が深く、表裏一体と考えています。同時に発症するケースもあれば、アトピー性皮膚炎が治ったときに喘息が発症するケースもあります。

どちらの治療も西洋医学では投薬治療が主となりますが、限界もあり、東洋医学的発想を取り入れることによりコントロールするのがいいでしょう。

厚生労働省の調査によると、アトピー性皮膚炎の発症は1歳から4歳の幼児と、15歳から30歳前半の、いわゆる思春期から就職後10年辺り(働き盛り)に集中しているようです。その時期が、ちょうど生活や精神面で不安定な要素や過労・ストレスが多くなる時期であることからも、アトピーが自律神経と大きく関係する症状であることがうかがえます。

当院ではアトピー性皮膚炎の症状の原因はホルモンバランスの乱れと筋肉のコリにあると考えており、鍼、漢方薬などによって症状が改善した実績が多数あります。特に小児の場合は、アトピー性皮膚炎の段階で完治させることで、喘息へ移行させずに済みます。また喘息を発症している場合も、全身の体質を鍼と漢方薬により改善し整えることで、症状のコントロールが可能です。

症状の特徴

湿疹が出て掻かずにいられないほど痒い、赤みがある、ジュクジュクする、かさぶたができる、乾燥してふけのように皮膚が剥がれる、左右対称に症状が現れることが多い、おでこ、目のまわり、口のまわり、耳のまわり、首、手足の関節、わきなどに出やすい、体幹にも現れる。

つまり全身にアトピーが現れることも稀ではありません。6ヶ月以上慢性であるか、何度も症状を繰り返すのがアトピーの特徴です。

アトピー素因

家族にアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどのアレルギー体質の人がいる場合、その体質を受け継いで、アレルギーを起こしやすくなることがあります。また実際に本人がそういう病気をわずらったことがある場合も、アレルギーが起きやすい体質と考えられます。
IgE 抗体というアレルギーと深い関係の免疫物質を作りやすい体質を持っている人もアレルギーを起こしやすくなります。

今日では遺伝的な素因のほか、免疫や自律神経のバランスの異常が大きな原因と言われていますが、真の原因は筋肉や腱が硬くなり、皮膚を刺激する事と当院は考えており、筋肉を柔らかくすることで治癒に導いております。

一般的な治療法

西洋医学の治療法として一般的なのは、ステロイド外用剤を中心とした薬物治療です。
しかしながら、薬を塗っても良くならない方はもちろん、長期間の使用で症状が悪化していく方も非常に多く、毎月多くの方が相談や治療のため来院されます。

漢方と鍼で体質改善

当院では、筋肉が固くなって大きく膨らみ、神経血管が圧迫されることで免疫が正常に働かなくなり、痒みが生じるのが原因と考えて治療を行います。個々の症状に合う漢方薬と鍼治療による体質改善が、アトピー性皮膚炎の根本的な治療に効果があります。

ステロイド外用剤は、使うほどに抗体ができてしまい症状を悪化するケースが増えており、漢方と鍼だけで根本的に治療するのがアトピー性皮膚炎に最適な治療法と考えております。

尋常性ざ瘡(ニキビ)

顔や背中、胸にできる炎症性の皮膚疾患の一つであるニキビ(尋常性ざ痩:じんじょうせいざそう)。10代から20代の主に思春期に悩まされる方が増えます。その後、ニキビの悩みからは解放される方がいる一方で、大人になっても生活の変化や食生活の乱れなどが引き金になり、引き続きニキビに悩まされる方も少なくありません。痛みのないニキビもありますが、ひどくなるとファンデーションでは隠せないほど目立ってしまいますし、気分も落ち込みがちですね。薄着の季節になると、意外と背中のニキビも気になるもの。市販薬を塗っても治らず、しつこい不快感に嫌気がさしているなら、鍼治療という方法もあります。

顔のニキビに加えて背中をはじめとした全身のニキビ、湿疹の治療が可能です。特に背中のニキビは、背中のコリとも関係しており、鍼でコリを解消し血行を良くすることで早期の治癒が期待できるほか、体質の改善も見込めます。ニキビ跡のクレーターやシミにお悩みの方もご相談ください。鍼で真皮や皮下組織を直接刺激すると、免疫細胞が作られ、さらにサイトカインが活性化します。サイトカインには炎症を抑える効果があるため、ニキビなどのさまざまな肌トラブルの解消が期待できるのです。加えて鍼治療により血流が良くなりますので、コラーゲンやエラスチンの代謝アップへつながります。ヒアルロン酸も増加しますので、肌がみずみずしく潤ってくるのも実感いただけることでしょう。肌の弾力とハリが増し、メラニン色素や老廃物からなるシミが減ります。ニキビの程度は問いません。気になったときが鍼治療を始める良い機会です。

多形滲出性紅斑

「多形滲出性紅斑」とは、手足に境界が明瞭で、ほぼ丸い形をした鮮紅色の紅斑が左右対称に多数できるものです。紅斑のふちは、むくんでやや隆起しており、中央が紫紅色を帯びているため、二重の輪にみえます。多くの場合、かゆみをともないます。汗をかきやすい場所に多く、原因によっては全身に紅斑を生じ、発熱を伴うこともあります。

ステロイド剤を多用する人に多く、毎年くり返し発症する方もいます。重症化すると、紅斑の中央が水疱になり、口の中、目、外陰、鼻などの粘膜にもびらんをともなうようになります。当院にはこうした症状にお悩みの方が来院され、鍼と漢方薬で治っています。

原因

当院ではステロイド剤のアレルギーと考えております。傷口などを通してステロイド剤が血液中に入る事で、ステロイド剤に対する抗体ができ、そこにさらにステロイド剤を塗布する事でアレルギー反応として発疹がでます。

治療

ステロイド軟膏などの油性のものの塗布をやめ、皮膚の免疫力を増し、直接治癒力のある美容鍼を施術します。根本的には鍼と漢方薬で体質改善を行います。

効果が期待できる症例の一例

尋常性ざ瘡(ニキビ)、アトピー性皮膚炎、多形滲出性紅斑、慢性蕁麻疹、円形脱毛症、イボ、乾燥肌、湿疹、皮膚炎など

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