経験豊富な女性鍼灸師も数多く在籍していますので婦人科系疾患でお悩みの方は、お気軽にご相談ください
Gynecologic diseases
婦人科系疾患
月経不順(生理不順)/子宮内膜症/子宮筋腫/
チョコレート嚢腫/多嚢胞性卵胞
当院には、女性鍼灸師が数多く在籍しています。
そのため、「女性でないと話しづらい」とお思いの方も
利用しやすいとご好評をいただいています。
どんな内容でも、何か気になることがありましたら、
気軽にご相談ください。
婦人科系疾患
女性誌などでも度々特集が組まれる婦人科系疾患。それだけ多くの方が悩み、相談できずにいるのかもしれません。当院には、経験豊富な女性鍼灸師も数多く在籍していますので、どんな内容でも、何か気になることがあるようでしたら、お気軽にご相談ください。
女性にとって最も身近である生理痛も「あるのが当たり前」ではありません。当院は毎月のように月経に振り回される生活から解放されてほしいと思っています。一人でも多くの方がニコニコ笑っていられるよう、痛みや苦痛を排除できる施術法でお手伝いします。
「不妊治療」「自然妊娠」に実績があります
当院は多数の不妊体質改善実績があります。不妊につながる、様々な症状を根本から改善することで妊娠体質へ導いてきました。特に自然妊娠の妊娠率が高く、妊娠体質を目指す事によって、体外授精の成功率も高まります。妊娠できない、着床しない、妊娠を維持できない、原因不明などのケースでも諦めないで当院にご相談ください。不妊治療 のページに詳細を記載しています。
各疾患の特徴
月経不順(生理不順)
月経が25日未満できたり、次の月経が39日以上こなかったりする状態を「月経不順(生理不順)」といいます。そして月に2回月経がくる状態を「頻発月経」、月経周期が39日以上の状態を「稀発月経」と呼んでいます。また月経周期だけでなく、月経が2日で終わったり、8日以上続いたりする状態も月経不順に含めます。
月経不順の中でも、特に3か月以上月経がない状態を「無月経」といいます。そして無月経は、18歳以上になっても月経が始まらない「原発性無月経」と、ダイエットなどが原因の「続発性無月経」に分けられます。特に無月経は月経がこないだけで、不調を感じないケースもあり放置しがちですが、無月経、月経不順ともに不妊につながることが多いので、注意が必要です。
月経不順の主な原因は、疲労や急激なダイエット、ストレスによるホルモンバランスの乱れ。女性ホルモンは、精神的なストレスがかかるとストレスホルモンに、運動過多や疲労など肉体的なストレスの場合は男性ホルモンに作り替えられてしまい、女性ホルモンの不足を招きます。その結果、機能性子宮出血、黄体機能不全症、多嚢胞性卵巣症候群などの不調を引き起こす可能性があります。早めに当院へご相談ください。
子宮内膜症
子宮の内面をおおっている子宮内膜は、子宮の内側だけにあるのが正常です。この子宮内膜が子宮の内側以外の場所にできてしまう病気が「子宮内膜症」とよばれます。子宮の内側以外の場所にできた内膜も、月経のたびに出血し増殖。そして体外に排出できないため、月経のたびに炎症を起こし、少しずつ進行していくのです。
主な症状は、月経のときの下腹部や腰の痛み。市販の鎮痛薬が効かないほどの痛みを感じることもあります。その他、月経がないときも下腹部痛があったり、排便痛、性交痛があったりと、痛みに悩まされます。月経のときに吐き気や下痢を起こすこともあります。
成人女性の3人に1人が月経のときに痛みを感じ、そのうちの2~3人に1人は子宮内膜症があると言われるぐらい、現代の女性にとって非常に身近にある病気のひとつです。妊娠を希望している場合は、生理痛や子宮内膜症が不妊の原因になることもあるので、早めの相談をおすすめします。
チョコレート嚢腫
子宮内膜症のうち、卵巣内に病巣を形成し症状が進むと、卵巣内に嚢胞(のうほう)が形成されます。この嚢胞内で月経のたびに出血が繰り返されることにより、内腔に酸化された血液が茶色になり、この血液がチョコレートのような液体であったことから、「チョコレート嚢腫」とよばれています。
生理痛や慢性的な骨盤痛、性交痛などの痛みを引き起こし、不妊症の原因にもなります。当院への早めの相談をおすすめします。
多嚢胞性卵巣症候群
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、排卵障害のひとつで、卵子が順調に育つことができないため排卵がうまく行われず、卵巣に卵胞が多数とどまっている状態です。排卵しにくいため、不妊につながります。月経周期が35日以上だったり、月経不順だったりして、病院を受診して分かることが多いです。症状としては、これらのほかに肥満やニキビなどがあげられます。
多嚢胞性卵巣症候群は、卵巣への血流不足のため十分な栄養やホルモンが届かないために卵子がうまく育たない事です。通常、排卵には脳にある下垂体から分泌される黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)が深くかかわっています。卵子が大きくなれないためにLHが過剰分泌されてしまいますが、根本的な原因は血流不足による卵巣の機能不全です。
当院での治療法
月経にお悩みの方
当院が考える理想的な月経の状態としては月経周期は28日、持続日数は6~7日、月経時の血液量多い日では100~140mlです。ストレスなどによっても月経は変動するので、正常とされている範囲に入っていないから問題というわけではありませんのでご安心ください。
ただし、いつもこの範囲を超えている場合は、早めにご相談ください。排卵がなかったり、子宮筋腫などができていたり、貧血を起こしやすくなったり……。長く放置すると治りにくくなりますし、不妊にもつながります。
月経時に頭痛、腰痛や下腹部痛、腹痛などの生理痛が強く、日常生活に支障をきたす症状を「月経困難症」といいます。そして子宮や卵巣の病気が原因の器質性月経困難症と子宮の強い収縮が原因の機能性月経困難症に分けられます。
月経前に不快症状が起き、日常生活にさしつかえるほどだと月経前症候群(PMS)と診断されます。頭痛や腹痛、腰痛、吐き気、イライラ、憂うつ感、便秘、下痢など、どのような症状が出るかは個人差がありますが、月経が始まると治まるのが特徴です。
上記のような月経に関するお悩みをお持ちの方は、早めに当院にご相談されることをおすすめします。当院では症状に合わせて、鍼、漢方薬、マッサージ、整体のいずれか、または組み合わせることで、身体全体を良い状態にし、できるだけ早期に治癒へ導きます。
鍼は、主として外側から筋肉や筋膜をやわらげることにより、血行を良くします。血液が十分に流れると、卵巣などの細胞にしっかりと栄養やFSH、LHが届くようになるのです。
漢方薬は、主として内側から血行促進、血液浄化、血液の質など血液循環の改善を行います。また漢方薬を服用することで、卵巣や子宮をはじめとする各臓器を正常な状態に改善させ、脳やカラダの隅々まで栄養を運べる血液へと整えます。
整体は、骨格のゆがみを直すことで、筋肉、内臓、神経、血管などへの圧迫を取り除き、血液の流れを良くします。その結果、カラダの隅々まで栄養素や免疫物質を運ぶことができるようになるのです。
当院が考える婦人系疾患の根本原因とは?
婦人系疾患の半数以上の根本的な原因は、内臓機能の低下による体温を上げる化学反応の不足と黄体ホルモン量の不足にあると当院では考えています。また、血行が正常でないと筋肉の緊張が起こり、筋肉が膨らみ硬くなります。これが血管・神経の圧迫につながり、更に血行が悪くなるので身体に冷えが生じます。
人間の体内ではたくさんの化学反応が起きており、生命を維持しています。化学反応が最も効率的に行われる血液の温度38℃に保つことで、体調が良くなります。その時に脇の下などで体温を計った時に37℃前後になります。
寝ている間は特に筋肉を動かさないため心拍数も70%程になります。この時の体温が基礎体温と言います。代謝が落ちている、寝ている間の基礎体温は37℃が望ましいのです。
何故37℃なのか。人間の体内ではたくさんの化学反応が起きており、生命を維持しています。化学反応は体温が高いほど活発になりますが、42℃を超えてしまうと酵素系の障害が起きるので高すぎてもいけません。化学反応が最も効率的に行われる37℃に保つことで、体調が良くなります。
皮膚からの情報は、脳の自律神経の中枢「視床下部」に伝えられ、ここから体温を一定に保つよう指令が出されます。
寒いときは、血管を縮め血液をあまり流さないようにすることで、皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を外に逃がしにくくします。ちなみに、「ふるえ」は筋肉を震わせることにより体温を上げようとする反応です。暑いときは、血管を広げてたくさんの血液を流し、皮膚の表面温度を上げて熱を出したり、汗をかくことで熱を逃がしたりする形で調整します。
でも、こうした人間が本来持つ体温調整機能がうまく働かない方がいらっしゃいます。その結果、冷えに悩み、婦人科系の疾患につながっているのです。
冷えにつながる原因はさまざまです。その中から身近なものを以下にご紹介します。
筋肉が硬い
平均的に女性は男性に比べて筋肉が少ないため、筋肉運動で作られる熱や血流量が少ないことも、冷え症が多い原因の一つと考えられています。女性に限らず、運動不足や極端なダイエットなどで筋肉量が減少している場合も同様に冷えやすくなりますので注意が必要です。筋肉が減少した状態で無理に運動をすると、少ない筋肉に過大な負荷がかかるため、筋肉が凝りやすくなってしまい、血流が悪くなりやすくなってしまう事もあります。
血液の流れが良くなると、身体が必要とする栄養素や酸素を正常に運べるようになることに加え、不要な老廃物、二酸化炭素を体外に排出できるようになり、だるさや倦怠感といった疲労を感じにくくなります。
当院では、女性の鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師も在籍していますので、ご希望にあわせて受診してください。元気に毎日を過ごせるよう、全力でサポートいたします。
自律神経の乱れ・女性ホルモンの乱れ
血行は自律神経(交感神経と副交感神経)によって調節されています。このため自律神経のバランスが乱れると冷えにつながるのです。
自律神経は、精神的、身体的なストレス、不規則な生活などが続くと乱れます。また、空調による室内の温度と室外の温度差、気圧や湿度の変化、身体に感じないレベルの地殻変化、火山性微動、地震などによっても乱れることが分かっています。
また身体の構造的に、女性ホルモンと自律神経は深く影響しあっており、女性ホルモンが乱れると、自律神経も乱れてきます。更年期になると、卵巣の機能が衰えてきて、脳からの命令どおりに女性ホルモンを分泌することができなくなり、視床下部、下垂体、卵巣の連絡にも混乱が生じ乱れていきます。
当院では、自律神経のバランスを整えるために欠かせないアミノ酸が、血管を通じて脳へしっかりと供給できるよう、鍼による治療を行います。また患者様のご希望や症状によっては、漢方薬の服用もあわせてご提案します。
ダイエットによる栄養不足
適切に三大栄養素と摂取しないダイエットは、必ずリバウンドがあるためダイエット前よりも体重が増えてしまうものです。鍼で血行を良くし、漢方薬で内臓が若返って機能が活性化し、新陳代謝が活発になることで自然に脂肪を代謝する方法をお勧めしています。植物由来の漢方薬には普段の食事で摂取することが難しい薬効成分や抗酸化物質が豊富に含まれています。
皮膚感覚の乱れ
きつい服や下着、靴などで身体を締めつけると、血流が悪くなり皮膚感覚が麻痺することがあります。
皮膚感覚とは皮膚や口腔・角膜などの粘膜にある感覚受容器によって感じる感覚(触覚,圧覚,温覚,冷覚,痛覚)の総称です。外部の気温に対して「寒さ」「暑さ」を真っ先に感知するのが、この皮膚感覚といえます。皮膚感覚が乱れると、体温調節の指令が伝わりにくくなり、冷えへとつながります。
効果が期待できる症例
更年期障害、乳腺炎、白帯下、冷え症、血の道、生理不順(月経不順)、月経困難症、頭痛、生理痛、月経前症候群(PMS)、卵管障害(卵管性不妊)、卵管閉塞(卵管狭窄)、チョコレート嚢胞、多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜症、排卵時痛、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮頸がん、低HCG、機能性子宮出血、子宮腟部びらん、子宮頸管ポリープ、子宮頸管炎等