秋から冬にかけての季節の変わり目の過ごし方!
Blog
新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ
2019.11.08
鍼治療
秋から冬にかけての季節の変わり目の過ごし方!
『新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ』をご覧くださり、ありがとうございます。
今年は、例年以上に関東地方に台風が接近した年でした。大雨の影響は大きく、被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。
身体の不調を訴えて、当院へお越しになる患者様も多かったです。今は夏の疲れが出る時期でもあります。皆さま、どうぞご自愛ください。
季節の変わり目は、気圧や気温、湿度の変化が大きく、脳はそれに対応するために疲れています。
よく知られているのは、低気圧の影響で起こる頭痛や体調不良。最近は低気圧の接近などの注意した方がいいタイミングを教えてくれるスマートフォンアプリなどもあるようですね。頭痛の直接的な原因は、凝った筋肉が膨張することによる神経の圧迫ですが、その原因を引き起こすきっかけの一つがホルモンバランスの崩れです。
医学的にご説明すると、脳は気圧や気温、温度といった環境の変化をストレスと感じます。そうすると、ストレスに対応するために副腎皮質ホルモン(ふくじんひしつホルモン)を産生。副腎皮質ホルモンを作る際に、女性ホルモンや男性ホルモンが消費され、結果的にホルモンバランスが崩れてしまいます。
季節の変わり目は、疲れやすかったり、風邪をひきやすかったりしますね。そのきっかけのひとつが、こうしたホルモンバランスの崩れなのです。
病気未満の不調には鍼や整体がおすすめ
気候の変動がもう少し小さいといいのですが……、こればっかりは簡単には変えられません。だから、私たち一人一人がこの状況を受け入れ、うまく乗り越える術を見つけ、できるだけ快適に過ごす方法を考える必要があります。
その方法として、新宿加藤鍼灸院・整骨院グループがおすすめするのが、鍼、整体。
筋肉のコリを解消し、血行が良くなることで、ホルモンバランスを整えます。薬を飲むわけではないので、副作用の心配もいりません。血行が良くなると、自己免疫機能がアップしますので、これからの時期に心配なインフルエンザや風邪の予防としても効果的です。
疲れがとれない、片頭痛が辛いなど病気未満のはっきりとしない不調を感じたときは、「こんなぼんやりとした不調で受診してもいいのかな」などと考えず、遠慮なくご相談ください。
元気な人でも、30代を過ぎると不調に気が付くようになります。子どもの頃から肩こりに悩んでいた方が、25歳頃になるとホルモン量が減少し、疲れやすくなったり、太りやすくなったりするケースも。
何かおかしいと感じたら、年齢や気候のせいにしたり、不調とだましだまし付き合ったりするのではなく、早めの相談と身体のケアをおすすめします。
疲れた脳を睡眠でリフレッシュ
ふだん自分でできることとしておすすめできるのは、なんといっても十分な睡眠です。秋の夜長に読書もたまにはいいですが、疲れていると感じたら、いつもより1時間早く布団に入りたいですね(ただし、休日の寝だめはご法度です!)。
さまざまな環境の変化に対応するために疲れ切ってしまった脳を休ませるためには、質の良い睡眠が欠かせません。
寝つきが悪い、十分寝ているはずなのに疲れがとれない……、といった場合は、首から背中にかけて筋肉のコリがあるのかもしれません。この部分に筋肉のコリがあると、脳がストレスを感じるため、睡眠の質に影響が出ます。
コリの範囲が筋肉の表面で指が届く範囲であれば、マッサージや整体、指圧、電気治療などで筋肉を緩ませてあげることが可能です。一日の終わりにしっかりと身体をケアし、お休みください。
コリの範囲が深層にある場合は、鍼治療でしかコリをとることができません。鍼になじみがないと、受診しにくいかもしれませんが、鍼灸用の鍼は無痛ではないものの痛みが少なく、1部位であれば10~20分程度の治療時間なので、通院しやすいと思います。
ちなみに治療期間は、個人差や不調の度合いにより異なりますが、1回で治ることもありますし、数回治療が必要なこともあります。
【参考】鍼治療は痛い?痕が残る?期間は?鍼灸師が疑問にお答えします! https://shinjuku.shinkyu.clinic/blog/shinkyu/2729/ |
また、症状によっては漢方薬を併用することもあります。鍼や整体を用いて筋肉を柔らかくして、身体の隅々まで血液が巡る状態になったところで、漢方薬を使用しますので、よりいっそうの効果が期待できます。
早め早めに対処して、疲れを翌朝に持ち越さない生活を送りたいものですね。
新宿加藤鍼灸院・整骨院グループでは、独自の鍼灸治療、整体、マッサージ、漢方薬など、副作用のない自然療法で皆さまの健康のお役に立つことと、早期回復を第一に考え、日々、治療に努めています。
皆さまの症状、お気持ちに寄り添いながら、お話を伺い、最適な治療方法を決めてまいります。