不妊治療・不育治療の最大の敵!?「ストレス」解消のすすめ

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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2020.03.01

養生法など

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不妊治療・不育治療の最大の敵!?「ストレス」解消のすすめ

いつも『新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ』をご覧くださり、ありがとうございます。

今年(2020年)は4年に一度のうるう年。一年が366日になりますね。1日ご褒美をもらったようで、ちょっと嬉しくなるのは私だけでしょうか。増えた1日に、体のケアをしてみるのもよいかもしれません。思い出に残る1日になるかもしれません。

さて今回は不妊治療中のストレスについてのお話です。人間、困っているときでも意外と「踏ん張れる」ため、気にしていない方もいらっしゃるようですが、「ストレス」はふだんの体調だけでなく、実は妊活にも大きな影響を及ぼします。そこで今回は妊活とストレスの関係についてご説明します。

なぜ「ストレス」は妊活の最大の敵なのか? その理由とは

各種疾患を除けば、妊活の最大の障害になるのが「ストレス」。

このストレスを受けたときに身体を守るためにホルモンを出してくれるのが副腎です。副腎は左右の腎臓の上にある直径5センチ程度の小さな臓器で、外側にある皮質と呼ばれる部分で、コルチゾールなどの「副腎皮質ホルモン」を製造します。

副腎皮質ホルモンは製造される際に、構造が似ている女性ホルモンや男性ホルモンが材料として使われます。つまり卵子や精子を成熟させるために必要なホルモンが不足してしまうのです。このため女性であれば受精しても着床できない、着床しても流産してしまう、生理不順、生理が止まる、逆に生理がダラダラと長く続くことに。男性であれば精子が奇形化、直進できない、前進できない、精子の数の減少といった問題につながります。

またストレスは卵子や精子を傷つける可能性がある活性酸素を発生させます。

ストレスは精神的なものだけではない

ストレスというと、精神的な落ち込みやイライラした気持ちを思い浮かべる方が多いことでしょう。しかし、副腎に副腎皮質ホルモンを作るよう指示する脳は、精神的なものに加えて肉体的な不調もストレスだと解釈します。

肉体的なストレスの代表的なものが筋肉のコリ。特に首や肩はこりやすく、完治しにくい場所で、脳がストレスと感じやすいと言われています。そして首や肩のコリというのは、脳が鎮痛物質を出しているために、コリがあるという自覚を感じにくいという特徴も。

「自分は定期的にジムにも行っているし、肩こりとは無縁」と言っていた人が、実際に診察をしてみたら非常にこっていたなんてこともあります。デスクワークが増え、スマホを見る機会が増えている現代は、筋肉のコリに対するケアが必須と言っても過言ではないでしょう。

筋肉のコリの解消は鍼治療の得意分野です。当グループでは最も効果が出る場所を特定し、見えない、触れない場所に直接的に鍼でアプローチできないか長年にわたり研究し、技術を磨いています。同じ鍼治療であっても、表面的なツボにしかアプローチできないと効果が得にくいことも……。鍼灸師の腕による部分もありますので、過去に鍼治療を試してみて効果がなかったという方もご相談ください。

施術中は全身の力を抜き、リラックスタイムにしていただいてもいいですし、妊活中ならではの愚痴や日々の何気ない話などをしていただき、身も心も軽くなってお帰りいただけると嬉しいなと思います。今後も不妊治療の「最後の砦」となるべく、頑張ってまいりますので、気軽にご相談ください。

活性酸素は漢方薬で除去しよう

9割以上の病気に関わっているとも言われる活性酸素。この活性酸素の撃退が期待できるのが漢方薬です。漢方薬の原料となる生薬には多量の抗酸化物質が含まれています。漢方薬は抗酸化物質の塊と言ってもいいほどです。

加えて生薬の成分には、内臓と脳の機能を高める効果があり、体温が上がります。体温が上がると、酵素やホルモンを作る化学反応が促進され、より妊娠体質に近づくでしょう。男性の場合は、漢方薬だけで効果が出ることもあります。

また、今問題になっている新型コロナウイルス肺炎についても、中国では漢方薬による効果が報告されているようです。中国国内でも入手困難となっておりますが、日本ではまだ生薬が入手可能なので、新宿加藤鍼灸院・整骨院グループの「東京漢方堂薬局」へご相談ください。

漢方薬専門薬局の一つである東京漢方堂薬局の漢方薬は、生薬の薬効が最も多く残り吸収されやすい「煎じ薬(せんじぐすり)」の形でご提供しています。煎じ薬は、生薬を水で煮だして作るので液状です。これを1回分ずつ真空パックにしてお渡ししています。通信販売も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

東京漢方堂薬局については、以下の記事もぜひご覧ください。「ストレス」や「漢方薬」について、疑問などがありましたら、ぜひ一度、気軽にご相談ください。御質問の事例に合わせて、丁寧に回答させていただきますので、ご安心いただけると思います。

▼東京漢方堂薬局の漢方薬は、市販品と何が違う?特徴、飲み方、保存法
https://shinjuku.shinkyu.clinic/blog/medicine/2740/

▼東京漢方堂薬局
https://shinjuku.shinkyu.clinic/clinic/chinese/kanpodo.php