加藤式治療における鍼・整体・漢方薬が妊活に効果的な理由

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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2019.10.18

鍼治療

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加藤式治療における鍼・整体・漢方薬が妊活に効果的な理由

『新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ』をご覧くださり、ありがとうございます。

赤ちゃんが欲しいと願っても思い通りにいかないと、焦ったり、不安になってきたりします。そして雑誌やインターネットで調べ、情報の多さに「本当に効果があるのはどれ?」とさらに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

手あたり次第に、良いと言われるものを試してみた方もいらっしゃることと思います。試してみることが必ずしも悪いことではありませんが、信じ切れていないことを継続するのは難しいですね。信じ切れていないと、別の方法を試したくなるものです。

そこで今回は、当グループで実施している加藤式治療が妊活に効果的な理由を中心に解説します。ご参考になれば幸いです。

40年の研究をもとに生まれた治療法が「加藤式治療」

新宿加藤鍼灸院・整骨院の院長である加藤雅彦は、明治薬科大学在学中に東洋医学の研究に携わり、その後、薬剤師として漢方薬局に勤務。そして鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師の国家資格を取得しました。

東洋医学を志すというと、西洋医学を否定していると勘違いされることもありますが、院長は最新の西洋医学の深い知見を得るためにハンガリーのペーチ大学医学部医学科にも留学しています。

病を治し、患者さんの力になりたいと研究、勉強を続けた結果、このような経歴になっています。

そして、その40年間の研究、臨床経験の中で確立したのが、当グループ独自の「加藤式治療」です。あらゆる治療を試した後に当グループに来られる方も多く、「最後の砦」と呼ばれることもあります。

加藤式治療では、女性が妊娠するために必要な条件は「高い基礎体温」「全身の筋肉のコリの解消」「生理の正常化」だと考えています。この3つの条件を整えるために用いるのが、鍼と整体と漢方薬です。どれか一つではなく、適切に組み合わせることで最大限の効果が出るようにサポートします。

次に、鍼と整体、漢方薬が、それぞれがどのような役割を担っているのか解説していきます。

「鍼」の役割

卵子の健全な成長を妨げる要因の一つが「全身の筋肉のコリ」です。筋肉が凝っている状態というのは、筋肉が太く硬くなっています。その結果、筋肉の間にある血管や神経は締め付けられてしまうのです。つまり、血液が流れにくくなり、血行不良を引き起こし、神経が麻痺し、その神経に支配されている身体の機能が低下します。

卵巣もこうした影響を大きく受けます。卵巣に血液が十分に行き届かなくなると、女性ホルモンのバランスが崩れ、卵胞の育ちが悪くなり、妊娠可能な成熟卵まで成長させることができなくなってしまうのです。

こうした筋肉のコリを解消するのに使うのが「鍼」。ただし、鍼をどこに刺せるかによって効果は大きく変わります。表面的なツボにしか鍼を刺せなければ、効果は限定的でしょう。いかに「見えない」「触れない」深部に直接アプローチできるかどうかで、効果は大きく変わってきます。

筋肉のコリの話をすると、自分は肩こりもあまりないし、コリの影響は関係ないとおっしゃる人がいますが、コリの自覚がない人でも重度のコリを抱えている人は少なくありません。特に不妊に悩んで当グループにお越しになる方の多くは、筋肉が凝っている状態です。

実は、人間の脳は、コリが続くと鎮痛物質を分泌して痛みを感じさせないようにしてしまいます。だから、自覚の有無だけでは筋肉のコリの状態は把握できないのです。

「整体」の役割

骨格や関節の歪み、ズレを矯正することで、本来あるべき位置に戻すのが「整体」です。加藤式治療による不妊治療の場合は、まず筋肉のコリを鍼治療でゆるめます。そうすると、自ずと骨格の歪みは改善されるでしょう。それでもゆがみが残る場合は、整体を行います。

骨格のバランスを整えると、より内臓や筋肉への負担を減らすことができます。

「漢方薬」の役割

加藤式治療において、脳や内臓の働きを活発化させ、ホルモンの分泌を促す役割を担っているのが「漢方薬」です。外側から「鍼」で治療をし、身体の内側から漢方薬で整えるとお考えください。黄体ホルモンの分泌が増えると、体温が上昇し、基礎体温が上がります。高温期で37.0度、低温期で36.5度程度になるでしょう。

基礎体温の上昇は、成熟卵が育っていることの一つの目安になります。卵胞が成熟すると黄体ホルモンの分泌が増加します。黄体ホルモンは生理周期に関わっているのはもちろんのこと、体温を上昇させ、子宮内膜を増加し、子宮の筋肉を柔らかくし、受精卵をソフトランディングさせるのに重要な働きを持っています。

20代であれば、鍼治療のみでも効果が出やすいですが、30代~40代の場合は、早い段階から鍼治療と漢方薬の両方を用い、治療することをおすすめしています。

今、困難に直面されている方、お悩みの方、まずはご相談ください。

当グループの不妊治療・不育治療については、以下でも解説しています。あわせてご覧ください。

▼不妊治療・不育治療
https://shinjuku.shinkyu.clinic/treatment/infertility.php

▼不妊・不育の治療で注目されている「加藤式治療」について
https://shinjuku.shinkyu.clinic/blog/shinkyu/2760/