脂肪肝、肝硬変、肝臓癌のことなら新宿加藤鍼灸院整骨院にご相談ください。
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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ
2025.08.18
養生法など
テーマ:
肝臓病
肝臓病とは?
肝臓病とは、肝臓に障害が起きる病気の総称です。主なものに以下があります。
主な肝臓病の種類
病名 | 概要 |
---|---|
脂肪肝 | 肝臓に脂肪がたまり、機能が低下。飲酒性と非アルコール性がある。 |
肝炎 | ウイルス(A〜E型)、アルコール、薬剤などが原因。慢性化すると危険。 |
肝硬変 | 慢性肝炎などが進行して肝組織が線維化し、機能が著しく低下。 |
肝臓がん | 肝細胞がんが主で、多くはB型・C型肝炎から進行して発症。 |
原因
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ウイルス感染(B型、C型など)
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アルコールの過剰摂取
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脂質異常・糖尿病・肥満(→脂肪肝)
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薬剤性(副作用など)
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自己免疫性(自己免疫性肝炎など)
主な症状
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初期は無症状が多い
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倦怠感・食欲不振・黄疸・腹水・むくみ
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進行すると:意識障害(肝性脳症)、出血傾向
西洋医学的治療
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抗ウイルス薬(C型肝炎は直接作用型抗ウイルス薬=DAAで治癒可能)
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生活習慣の改善(禁酒、減量、運動)
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栄養療法(高たんぱく・低脂肪)
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肝移植(末期肝不全)
東洋医学(漢方・鍼灸)の視点
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**「肝は血を蔵す、情志を主る」**という考え方があり、ストレスや怒りが肝に悪影響を与えるとされます。
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肝の「気の巡り」や「血の不足」を整える漢方や鍼灸を用いる。
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よく使われる漢方:柴胡加竜骨牡蛎湯、小柴胡湯、茵蔯蒿湯など
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鍼灸:太衝・期門・肝兪・陰陵泉などへの刺激
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肝臓に良い食べ物
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緑黄色野菜(ビタミン・抗酸化)
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しじみ(オルニチン)
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大豆製品(たんぱく質源)
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ごま(セサミン)
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発酵食品(腸内環境改善→肝機能にも◎)
❌ 肝臓に悪い習慣
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過度な飲酒
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肥満・糖質過剰摂取
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脂肪分・添加物の多い食事
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過労・ストレス・寝不足
✅ アルコールを飲まないのに脂肪肝になる主な原因
1. 過剰なカロリー摂取
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脂っこい食事(揚げ物、ジャンクフード)
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糖質の多い食事(白米、パン、甘いお菓子や飲料)
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果糖(フルクトース)入り飲料の摂取(例:清涼飲料水)
2. 運動不足
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消費エネルギーが少ないと、肝臓に脂肪が蓄積されやすくなります。
3. 肥満・内臓脂肪
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特に「お腹まわりの脂肪」が多い人は要注意です。
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BMIが正常でも**「隠れ肥満」**の人にも起こります。
4. 糖尿病・高血糖・インスリン抵抗性
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インスリンの効きが悪くなると、肝臓に脂肪がたまりやすくなります。
5. 脂質異常症(高脂血症)
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血中の中性脂肪や悪玉コレステロールが高いと、脂肪肝につながります。
6. 睡眠の質の低下・ストレス
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睡眠不足や慢性ストレスはホルモンバランスに影響し、肝機能に悪影響を与えることがあります。
7. 薬剤性脂肪肝
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一部の薬(ステロイド、抗がん剤、抗精神病薬など)で脂肪肝になることがあります。
非アルコール性脂肪肝(NAFLD)は2段階
段階 説明 単純性脂肪肝 肝臓に脂肪がたまっているが、炎症や肝障害はない。生活習慣改善で回復可能。 NASH(非アルコール性脂肪肝炎) 炎症や肝細胞の破壊が進行。放置すると肝硬変や肝がんに至ることも。
改善のための生活習慣
食事
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野菜中心・高たんぱく・低糖質を意識
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清涼飲料水・お菓子・白米の摂取を減らす
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青魚やナッツ類、オリーブオイルで良質な脂を補給
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果物はほどほどに(果糖過剰に注意)
運動
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週に3~5回のウォーキングや筋トレが効果的
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1日20~30分の有酸素運動を目標に
睡眠・ストレスケア
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良質な睡眠をとる(7時間以上)
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瞑想や呼吸法、趣味の時間でストレス軽減
✅ 肝臓病からつながる主な病気・状態
1. 肝硬変
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慢性肝炎や脂肪肝、アルコール性肝炎などが進行
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肝臓の線維化が進行し、正常な肝機能が失われる
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症状:腹水、黄疸、倦怠感、出血傾向など
2. 肝がん(肝細胞がん)
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肝硬変を背景に発症することが多い
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B型・C型肝炎ウイルスの長期感染がリスク要因
3. 門脈圧亢進症(もんみゃくあつこうしんしょう)
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肝硬変によって門脈の血流が妨げられる
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結果として:
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食道静脈瘤(破裂すると命にかかわる)
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脾腫(脾臓の腫れ)
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腹水
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4. 肝性脳症(かんせいのうしょう)
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アンモニアなど有害物質の解毒ができず、脳に影響
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症状:意識障害、性格変化、手の震え(羽ばたき振戦)
5. 糖尿病
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脂肪肝(特に非アルコール性脂肪性肝炎:NASH)が進行すると、インスリン抵抗性が悪化し糖尿病リスクが増す
6. 腎障害(肝腎症候群)
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肝不全が進行すると、腎臓の血流が減り急性腎不全に
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命にかかわる重篤な合併症
7. 心血管疾患
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特に脂肪肝をもつ人は、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクが上がる
8. 免疫異常・感染症
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肝臓は免疫の一部を担うため、肝機能低下で感染症にかかりやすくなる
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重症の場合、肺炎や敗血症のリスク
東洋医学の視点
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肝は「血(けつ)」を蔵し、「気」の巡りを司る
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肝の不調 → 頭痛・めまい・怒りっぽさ・月経不順・目のトラブルなどに波及
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肝→脾・腎との関係が深く、「肝脾不和」「肝腎陰虚」などの証が出ることも
脂肪肝、肝硬変、肝臓癌のことなら新宿加藤鍼灸院整骨院にご相談ください。
まとめ
肝臓病の進行段階 合併しやすい病気・状態 脂肪肝 糖尿病、高血圧、動脈硬化 慢性肝炎 肝硬変、肝がん 肝硬変 食道静脈瘤、肝性脳症、腹水 肝不全 肝腎症候群、全身感染症 脂肪肝の改善には、「肝臓にやさしく、脂質と糖質を控えめにしつつ、たんぱく質と食物繊維をしっかり摂れる」食事が重要です。ここでは、そんな基準を満たすおすすめのレシピを3つご紹介します。
✅ 基本のポイント
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良質なたんぱく質(鶏むね肉、大豆、魚など)
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食物繊維たっぷり(野菜・きのこ・海藻)
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脂質は控えめに、調理法は「蒸す・茹でる・焼く」
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糖質過多に注意(白米→玄米、間食控えめ)
レシピ1:鶏むね肉とブロッコリーのさっぱり蒸し
材料(2人分)
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鶏むね肉:1枚(皮を取り除く)
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ブロッコリー:1/2株
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しめじ:1パック
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酒:大さじ1
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ポン酢:適量
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大葉・レモン(お好みで)
作り方
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鶏むね肉をそぎ切りにし、酒をふって10分おく。
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ブロッコリーは小房に分け、しめじは石づきを取ってほぐす。
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蒸し器またはフライパンに水を張り、具材を並べて10分蒸す。
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ポン酢や大葉をかけて完成。
栄養ポイント:
・高たんぱく低脂質
・抗酸化成分豊富なブロッコリー
・食物繊維&ビタミンも豊富
レシピ2:豆腐とわかめのヘルシーみそ汁
材料(2人分)
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木綿豆腐:1/2丁
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乾燥わかめ:ひとつまみ
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長ねぎ:適量
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味噌:大さじ1
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だし汁:400ml(かつお節・昆布)
作り方
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豆腐をさいの目に切り、わかめは水で戻す。
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鍋にだしを温め、豆腐・わかめ・刻んだねぎを入れる。
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火を止めて味噌を溶き入れる。完成。
栄養ポイント:
・大豆たんぱくとミネラルで肝臓サポート
・発酵食品(味噌)で腸内環境も整う
レシピ3:ひじきと大豆のさっぱり煮
材料(2人分)
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乾燥ひじき:10g(戻して使用)
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大豆(水煮):1/2カップ
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にんじん:1/2本
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油揚げ:1枚(油抜き)
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だし:200ml
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醤油:大さじ1
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みりん:小さじ1
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ごま油:少々
作り方
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にんじんは細切り、油揚げは短冊切り。
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鍋にごま油を熱し、材料を炒めてからだしを加える。
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醤油とみりんを加え、汁気がほぼなくなるまで煮る。
栄養ポイント:
・水溶性食物繊維が豊富(腸内環境改善)
・大豆とひじきで鉄分・カルシウムも補給
食後におすすめの飲み物
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ごぼう茶・杜仲茶・はと麦茶:肝臓や腎臓の代謝サポート
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レモン水:肝臓の解毒を促進するクエン酸が豊富
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