自律神経失調症・更年期障害・クーラー病の症状はよく似ており、見分けがつきにくいことが多いです
症状に見分けがつきにくい時や治りにくいときは新宿加藤鍼灸院整骨院にお気軽にご相談ください。
【クーラー病 vs 自律神経失調症 vs 更年期障害の比較】
症状 / 疾患名 |
クーラー病 |
自律神経失調症 |
更年期障害 |
発症時期 |
夏季限定(冷房使用時) |
季節を問わず |
主に40〜60代(特に閉経前後) |
主な原因 |
冷え、温度差、自律神経の乱れ |
ストレス、生活習慣の乱れ、性格傾向 |
女性ホルモン(エストロゲン)の急減 |
主な症状 |
冷え、肩こり、だるさ、頭痛、下痢 |
めまい、不眠、動悸、疲労感、過敏症状 |
のぼせ、発汗、イライラ、不眠、動悸など |
時間帯・環境による変化 |
冷房のある環境で悪化 |
ストレスや気温差、疲れで悪化 |
月経異常と連動/季節の変わり目で悪化 |
性別・年齢層 |
男女問わず(冷えに弱い人に多い) |
男女問わず、幅広い年齢層 |
女性(40~60代)が中心 |
対処法 |
体を温める、冷房調節、生活改善 |
ストレスケア、リズムある生活、治療薬 |
ホルモン補充療法、漢方、鍼灸など |
【見分けのポイント】
-
症状の出るタイミング:「冷房を使った後に悪化する」→クーラー病の可能性
-
年齢・性別・月経歴:「40代後半女性で月経不順がある」→更年期症状の可能性
-
**季節や環境関係なく出る」「気圧やストレスで変動する」→自律神経失調症の可能性
【対処の優先順位】
-
生活習慣を整える(規則正しい睡眠・食事)
-
冷え対策を徹底する
-
心身のストレスケア(軽い運動・瞑想など)
-
症状が長引く・つらいときは医療機関へ(鍼治療や漢方薬)