むち打ち後の慢性頚部痛・しびれ、腰椎捻挫後の慢性腰痛・足のしびれ、頭部打撲後のめまい・集中力低下(脳

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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2025.07.25

養生法など

テーマ:

交通事故治療

【交通事故による代表的な症状一覧】

1. むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頸部症候群)

  • 症状:首の痛み、頭痛、肩こり、めまい、吐き気、手のしびれ

  • 原因:後方からの追突などで首が前後に強く振られることで発生

2. 腰椎捻挫(腰の打撲・ぎっくり腰に近い)

  • 症状:腰痛、動作時の違和感、立ち上がり困難

  • 注意点:放置すると慢性腰痛に移行することも

3. 打撲・挫傷・捻挫

  • 症状:打ち身、腫れ、あざ、圧痛、関節の可動域制限

  • 部位:肩・膝・手首・肘など、シートベルトが当たった胸部なども

4. 骨折・脱臼

  • 症状:激しい痛み、変形、腫れ、可動困難

  • :鎖骨骨折、肋骨骨折、手首・足首の骨折

5. 脳震盪・頭部外傷

  • 症状:一時的な意識消失、頭痛、吐き気、記憶喪失

  • 重症例:くも膜下出血や脳挫傷などもありうるため、要CT検査

6. 精神的症状(PTSD・交通事故後ストレス障害)

  • 症状:不安、恐怖、悪夢、うつ状態、運転への拒否感

  • 注意点:身体症状がなくても見逃されやすいが重要


【症状が出るタイミングに注意】

  • 事故直後はアドレナリンにより痛みを感じにくく、翌日~数日後に症状が出ることがあります。

  • 「大したことない」と自己判断せず、必ず整形外科などで診察・画像検査(レントゲン・MRIなど)を受けましょう。


【後遺症予防のためのポイント】

  • 早期受診・早期治療(特に整形外科+リハビリ科)


    【交通事故治療の基本的な流れ】

    1. 事故直後の初期対応

    • 警察に連絡 → 救急 or 医療機関を受診

    • 整形外科・脳神経外科・救急外来などで検査(レントゲン/CT/MRI)

    • 医師の診断書をもらう(保険会社とのやり取りに必要)


    【主な治療法】

    ● 整形外科での治療(西洋医学的アプローチ)

    症状例 治療内容
    むち打ち症 消炎鎮痛剤・湿布・カラー装着・物理療法(電気・温熱)・リハビリ
    骨折・脱臼 ギプス固定・手術・リハビリ
    打撲・捻挫 安静・冷却・固定・リハビリ

    ● 鍼灸・整骨院での治療(補完代替医療)

    (※病院との併用が基本。医師の同意書が必要なこともあります

    方法 効果
    鍼治療 筋緊張緩和、自律神経調整、慢性痛の改善など
    手技療法(整体) 関節可動域の改善、筋膜リリース
    温熱・電気療法 血流改善、神経の興奮抑制

    ● 心のケア(精神的な後遺症への対応)

    • PTSD・不安症状がある場合は、心療内科・カウンセリングを受ける

    • 睡眠障害や自律神経失調の症状がある場合、**東洋医学(鍼灸・漢方)**も有効


    【治療費はどうなる?】

    ✅ 自賠責保険(事故相手側の保険)でまかなえる主なもの


    • 【交通事故による代表的な症状一覧】

      1. むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頸部症候群)

      • 症状:首の痛み、頭痛、肩こり、めまい、吐き気、手のしびれ

      • 原因:後方からの追突などで首が前後に強く振られることで発生

      2. 腰椎捻挫(腰の打撲・ぎっくり腰に近い)

      • 症状:腰痛、動作時の違和感、立ち上がり困難

      • 注意点:放置すると慢性腰痛に移行することも

      3. 打撲・挫傷・捻挫

      • 症状:打ち身、腫れ、あざ、圧痛、関節の可動域制限

      • 部位:肩・膝・手首・肘など、シートベルトが当たった胸部なども

      4. 骨折・脱臼

      • 症状:激しい痛み、変形、腫れ、可動困難

      • :鎖骨骨折、肋骨骨折、手首・足首の骨折

      5. 脳震盪・頭部外傷

      • 症状:一時的な意識消失、頭痛、吐き気、記憶喪失

      • 重症例:くも膜下出血や脳挫傷などもありうるため、要CT検査

      6. 精神的症状(PTSD・交通事故後ストレス障害)

      • 症状:不安、恐怖、悪夢、うつ状態、運転への拒否感

      • 注意点:身体症状がなくても見逃されやすいが重要


      【症状が出るタイミングに注意】

      • 事故直後はアドレナリンにより痛みを感じにくく、翌日~数日後に症状が出ることがあります。

      • 「大したことない」と自己判断せず、必ず整形外科などで診察・画像検査(レントゲン・MRIなど)を受けましょう。

        【実例①】むち打ち後の慢性頚部痛・しびれ

        • 事故状況:後方から追突され、首がムチのようにしなる

        • 初期症状:首・肩の痛み、軽いめまい

        • 経過:治療は2か月で終了したが、半年後から再び首に痛みとしびれが出る

        • 診断:頚椎のアライメント不良(ストレートネック)と自律神経症状

        • 後遺症頚部神経根症慢性疼痛障害(神経性)

        むち打ち症は、事故後すぐに軽快しても、のちに慢性症状として再発するケースが多く見られます。

        交通事故治療や後遺症のご相談は新宿加藤鍼灸院整骨院におまかせください。


        【実例②】腰椎捻挫後の慢性腰痛・足のしびれ

        • 事故状況:信号待ち中に後方から追突され、車内で腰を強打

        • 初期症状:腰部痛のみ(レントゲンは異常なし)

        • 経過:治療後、数か月で腰の痛みが消えず、長時間の歩行や座位が困難に

        • 診断:MRIにて軽度の椎間板ヘルニアが判明

        • 後遺症慢性腰痛・坐骨神経痛として残る


        【実例③】頭部打撲後のめまい・集中力低下(脳震盪後症候群)

        • 事故状況:衝突事故で額をフロントガラスにぶつける

        • 初期症状:頭痛、一時的な記憶障害(脳出血はなし)

        • 経過:数か月後も「集中力が続かない」「頭がボーッとする」

        • 診断脳震盪後症候群(post-concussion syndrome)

        • 後遺症:高次脳機能障害やうつ症状が残る例も


        【実例④】精神的後遺症(PTSD)

        • 事故状況:正面衝突事故で同乗者が重傷

        • 初期症状:身体の打撲、軽度の外傷

        • 経過:治癒後も、事故現場に近づくと強い不安感・動悸

        • 診断心的外傷後ストレス障害(PTSD)

        • 後遺症:運転ができなくなった/睡眠障害・パニック症状


        【実例⑤】耳鳴り・めまい(バレ・リュー症候群)

        • 事故状況:追突によるむち打ち

        • 初期症状:首・肩のこり

        • 経過:3~4週間後に耳鳴り・めまい・不眠が出現

        • 診断バレ・リュー症候群(自律神経失調型むち打ち症)

        • 後遺症:慢性的な頭重感・耳鳴り・不定愁訴が数年続く


        補足:後遺障害等級の例(損保認定)

        等級 内容例
        14級 首・腰の神経症状が残存(しびれなど)
        12級 神経症状+画像上の異常あり
        9級 日常生活に大きな制限(半側まひなど)

        ✅アドバイス:後遺症を防ぐには?

        • 事故直後の早期受診・継続的なリハビリが鍵

        • 軽症でも「自己判断せず」医師に正確に伝える

        • 鍼灸・整体・漢方治療を併用して体質改善を図るのも効果的

        • 長引く症状がある場合は後遺障害診断書の作成を依頼