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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2025.10.04

養生法など

テーマ:

しびれ

しびれの主な原因分類

1. 神経の圧迫や損傷

  • 首や腰の椎間板ヘルニア:神経が圧迫され、手足にしびれや痛み

  • 脊柱管狭窄症:歩くと足がしびれる(間欠性跛行)

  • 手根管症候群:手首の神経圧迫で、指先がジンジンする

  • 肘部管症候群:肘の神経圧迫で小指・薬指がしびれる


2. 血流の問題

  • 末梢動脈疾患(PAD):足の血流が悪くなり、冷えやしびれ

  • 動脈硬化や血栓:急な血流障害でしびれ

  • 一時的な血流遮断:正座や腕枕などで血が止まって一過性のしびれ


3. 代謝・内科的原因

  • 糖尿病性神経障害:両足の先からじわじわ進むしびれ

  • ビタミン欠乏(特にB12):末梢神経障害によるしびれ

  • 甲状腺機能異常:代謝低下で手足の感覚異常


4. 脳・脊髄の病気

  • 脳梗塞・TIA(一過性脳虚血発作):突然片側だけしびれる

  • 脳腫瘍や多発性硬化症:進行性のしびれ

  • 頸髄疾患:両手足の広範囲なしびれ


5. 薬や毒素の影響

  • 抗がん剤(末梢神経障害を起こしやすい薬)

  • アルコール多飲(ビタミン欠乏を伴う)

  • 重金属や有害物質の曝露


6. 心因性・自律神経性

  • 不安や過換気症候群:手足や口周りに一過性のしびれ

  • 自律神経失調症:冷え・しびれ・感覚異常

    1️⃣ 末梢神経障害を悪化させる可能性のある糖尿病薬

    薬の種類 しびれの関係・注意点
    インスリン 急激な血糖降下で「低血糖性神経症状」が出ることがある。手足のしびれやチクチク感など。
    スルホニル尿素薬(グリベンクラミド、グリクラジドなど) 低血糖によるしびれやふらつき。血糖管理が不安定だと末梢神経障害が進行する可能性。
    メトホルミン 長期大量使用でビタミンB12欠乏を起こすことがあり、結果として末梢神経障害(手足のしびれ)が出ることがある。
    SGLT2阻害薬 直接のしびれはほとんどないが、脱水や電解質異常で神経症状が出ることがまれにある。
    チアゾリジン系(ピオグリタゾンなど) 末梢浮腫が出やすく、重度の場合に神経圧迫によるしびれリスクが増えることがある。

    2️⃣ 注意すべきポイント

    • 長期糖尿病による神経障害がそもそも原因で、薬ではなく血糖コントロールの影響が大きいことが多い

    • ビタミンB12欠乏はメトホルミンで起こりやすく、慢性的な手足のしびれや感覚異常に直結

    • 低血糖エピソードは短時間でも手足のチクチク感やしびれを誘発する

       
       
      しびれの副作用がある薬
       

      1️⃣ 抗がん剤(化学療法薬)

      • タキサン系(パクリタキセル、ドセタキセル)

      • プラチナ系(シスプラチン、オキサリプラチン)

      • ビンクリスチン

      • 特徴:手足のチクチク、感覚鈍麻。末梢神経障害が多く慢性化しやすい


      2️⃣ 糖尿病治療薬

      • メトホルミン(長期高用量でビタミンB12欠乏→末梢神経障害)

      • インスリン・スルホニル尿素薬(低血糖によるしびれやふらつき)


      3️⃣ 抗HIV薬

      • ジドブジン、スタブジン、エファビレンツなど

      • 特徴:末梢神経障害(手足のしびれやチクチク感)


      4️⃣ 抗結核薬

      • イソニアジド(INH)

      • 特徴:ビタミンB6欠乏による末梢神経障害 → しびれ


      5️⃣ 抗てんかん薬

      • フェニトイン、カルバマゼピン

      • 特徴:手足のしびれ、ふらつき、感覚異常


      6️⃣ 抗生物質

      • フルオロキノロン系(レボフロキサシン、シプロフロキサシン)

      • メトロニダゾール(長期高用量)

      • 特徴:末梢神経障害、手足のしびれ


      7️⃣ その他

      • リウマチ薬(メトトレキサート長期使用):神経障害、手足のしびれ

      • チアゾリジン系糖尿病薬(ピオグリタゾン):浮腫が神経圧迫 → しびれ

      • 抗うつ薬(SSRIや三環系、まれに末梢神経障害)

        しびれ(末梢神経症状やチクチク感・ジンジン感)に対して使われる薬は、原因やタイプによって異なります。


        1️⃣ 神経障害性しびれ(糖尿病性神経障害、帯状疱疹後神経痛など)

        薬の種類 代表薬 コメント
        抗てんかん薬(神経安定化薬) プレガバリン、ガバペンチン 神経の過敏状態を抑え、チクチク感やしびれに効果
        抗うつ薬(SNRI) デュロキセチン、ミルナシプラン 神経痛・しびれに使われることがある
        ビタミンB12製剤 メコバラミン、シアノコバラミン ビタミンB12欠乏による末梢神経障害に有効
        局所治療 カプサイシン外用、リドカインパッチ 手足など限定部位のしびれや痛みに使用

        2️⃣ 血流障害によるしびれ

        • 血管拡張薬(シロスタゾールなど):末梢血流改善で冷え・しびれを和らげる

        • 抗血小板薬(アスピリンなど):血栓リスクがある場合の補助的効果


        3️⃣ 筋肉や関節由来のしびれ

        • 消炎鎮痛薬(NSAIDs):神経圧迫や炎症による軽度のしびれの補助

        • 漢方薬(芍薬甘草湯など):末梢神経や血流改善に補助的効果(東洋医学的アプローチ)


        ⚠️ 注意点

        1. しびれの原因によって使う薬が異なる

        2. 原因不明の急な片側しびれは脳卒中などの緊急疾患の可能性があり、まず受診が必要

        3. 薬だけでなく、血糖コントロール、栄養、姿勢改善、鍼灸などの生活ケアも重要

          1️⃣ 鍼治療のアプローチ

          症状 鍼の狙い 代表的な施術例
          手足のしびれ 神経や血流の流れ改善、筋肉の緊張緩和 肩甲骨周囲・腰・手足のツボに局所鍼+遠隔ツボ(合谷、足三里、三陰交など)
          足や顔のむくみ 水分代謝を整え、リンパ・血流循環改善 腎経・脾経のツボ(太溪、陰陵泉)、全身調整
          冷えを伴うしびれ 末梢血流改善、温経 温灸やお灸で末梢血管拡張、手足温め

          鍼のポイント:神経障害や血流障害がある場合は、全身+局所の両方を刺激して気血循環を促すのが効果的。


          2️⃣ 漢方薬の例

          症状 代表的な漢方 効果
          しびれ(糖尿病性神経障害など) 八味地黄丸(はちみじおうがん) 腎の働きを補い、手足の冷えやしびれ改善
          むくみ・水滞 真武湯(しんぶとう) 脾・腎の働きを助け、体内の水分代謝を整える
          血流不良・冷え 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 血の巡りを良くし、手足のしびれや冷えに効果
          全身のだるさ・むくみ 苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう) 水滞を取り除き、手足のむくみを改善

          3️⃣ 日常でできる補助ケア

          • 足湯・温めで末梢血流改善

          • 軽いストレッチやマッサージで筋緊張を緩める

          • 水分と塩分のバランスを意識し、夜のむくみを予防

         

        しびれ、むくみが気になる人はぜひ一度新宿加藤鍼灸院整骨院にご相談ください。