不妊鍼灸妊活不妊治療不妊鍼灸不妊漢方相談は新宿加藤鍼灸院整骨院へ
Blog
新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ
2025.09.08
養生法など
テーマ:
腎臓に悪い薬や食べ物、よい食べ物
腎臓に悪いとされる薬の種類
1. 鎮痛薬・解熱薬
-
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
例:ロキソニン、ボルタレン、イブプロフェン など
→ 腎臓の血流を減らし、腎機能を悪化させることがあります。
→ 長期連用で「鎮痛薬腎症」を起こすことも。
2. 抗菌薬(抗生物質)
-
アミノグリコシド系(ゲンタマイシン、アミカシンなど)
-
バンコマイシン
-
一部の抗ウイルス薬(アシクロビル、高用量のテノホビルなど)
→ 腎臓に直接毒性を与えやすい。
3. 利尿薬
-
ループ利尿薬(フロセミドなど)やチアジド系利尿薬
→ 脱水を起こすと腎血流が減り、腎障害の原因になることがあります。
4. 抗がん剤・免疫抑制剤
-
シスプラチン、メトトレキサート、カルシニューリン阻害薬(シクロスポリン、タクロリムスなど)
→ 強い腎毒性を持つため、投与中は腎機能検査が必須。
5. 造影剤
-
CTや血管造影で使うヨード造影剤
→ 急性腎障害(造影剤腎症)を引き起こすことがある。
特に注意が必要なケース
-
高齢者
-
脱水があるとき(下痢・嘔吐・発熱・水分制限)
-
糖尿病・高血圧・慢性腎臓病(CKD)がある人
腎臓を守るための工夫
-
不要な薬の長期連用を避ける
-
医師・薬剤師に「腎臓が悪い」と必ず伝える
-
採血でクレアチニン・eGFRを定期的にチェック
-
水分を十分にとる(ただし心不全の方は制限あり)
心臓の薬で腎臓に悪い可能性がある薬
1. 利尿薬
-
フロセミド(ラシックス®)、ヒドロクロロチアジド など
脱水や電解質異常(カリウム・ナトリウム)が起こりやすく、腎血流が低下して腎機能を悪化させることがあります。
2. ACE阻害薬・ARB(高血圧・心不全に使う薬)
-
ACE阻害薬:エナラプリル、リシノプリル など
-
ARB:ロサルタン、バルサルタン、オルメサルタン など
腎臓の血流を調整する作用があるため、急に腎機能が落ちることがあります。
ただし長期的には「腎臓を守る作用」もあり、使い方次第でメリットが大きい薬です。
3. ARNI(新しい心不全治療薬)
-
サクビトリル・バルサルタン(エンレスト®)
腎機能が低い人ではさらに腎障害が進むことがあるので、血液検査でチェックが必要です。
4. 抗アルドステロン薬(カリウム保持性利尿薬)
-
スピロノラクトン(アルダクトン®)、エプレレノン(セララ®)
血中カリウムが上がりすぎて「高カリウム血症 → 不整脈」の危険がある。腎機能低下のある方では特に注意。
5. 抗不整脈薬の一部
-
アミオダロン など
直接腎毒性は弱いが、甲状腺や肝臓に影響し、間接的に腎機能に負担をかけることがあります。
⚠️ 注意が必要なケース
-
高齢者
-
すでに慢性腎臓病(CKD)がある人
-
脱水や感染症で腎血流が減っているとき
-
利尿薬+ACE阻害薬/ARB+抗アルドステロン薬を「多剤併用」している人
✅ 腎臓を守る工夫
-
定期的な血液検査(クレアチニン・eGFR・カリウム)
-
脱水を避ける(水分調整は主治医の指示に従う)
-
サプリや市販薬(NSAIDs=ロキソニン・イブプロフェンなど)は併用に注意
✅ 腎臓に悪い食べ物リスト(市販品中心)
特に 慢性腎臓病(CKD)や腎機能が弱っている方 が注意すべき食品
【塩分が多い】
-
インスタントラーメン、カップ麺
-
コンビニ弁当、スーパーの惣菜(唐揚げ弁当、幕の内など)
-
漬物、梅干し
-
スナック菓子(ポテトチップスなど)
-
インスタント味噌汁、即席スープ
【リンが多い】
-
加工チーズ、スライスチーズ
-
ハム、ソーセージ、ベーコン
-
ファストフード(ハンバーガー、フライドチキンなど)
-
スナック菓子(特に「リン酸塩入り」)
-
コーラなどの炭酸飲料
【カリウムが多い】※腎機能が低下している人のみ注意
-
バナナ、メロン、アボカド(果物コーナーでも人気)
-
野菜ジュース(濃縮タイプ)
-
100%果物ジュース
【その他】
-
サプリメントの過剰摂取(プロテイン、マルチビタミン)
-
エナジードリンク(カフェイン・リン酸が多い場合あり)
✅ 腎臓に良い食べ物リスト(おすすめ食材)
「腎臓の負担を減らす」「高血圧や糖尿病を予防する」観点から
【塩分控えめ・血圧に良い】
-
きゅうり、大根、キャベツ、レタスなど淡色野菜
-
りんご、梨、ぶどう(カリウムが比較的少なめの果物)
-
無塩ナッツ(少量)
-
玄米や雑穀米(ただし腎機能が悪化している人は主治医に相談)
【腎臓にやさしいタンパク源】
-
白身魚(タラ、カレイ、タイなど)
-
鶏むね肉、ささみ(脂肪が少ない)
-
豆腐や高野豆腐(量は主治医に合わせて)
【抗酸化・炎症を抑える】
-
ブロッコリー、カリフラワー
-
ピーマン、パプリカ
-
ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー)
【水分・デトックス】
-
ミネラルウォーター(適量)
-
麦茶、そば茶(カフェインレスで腎臓にやさしい)
-
-
腎臓が悪くなる前や腎臓が悪くなってきているときずかれたらすぐに新宿加藤鍼灸院整骨院にご相談ください