新宿 不妊鍼灸院 新宿 不妊治療 鍼灸 新宿 妊活 鍼灸 新宿 子宝 鍼灸 新宿 不妊治療

Blog

新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2025.09.09

鍼治療

テーマ:

暑い夏 疲労した体にすべきこと

 
1. 水分・ミネラル補給
  • 水だけでなく塩分やミネラルも補う

    • 経口補水液やスポーツドリンクがおすすめ

    • 食事では味噌汁・梅干し・海藻類でナトリウム補給

  • こまめに少量ずつ飲む

    • 一度に大量に飲むよりも、こまめに摂取する方が吸収が良い


2. 体温を下げる

  • 冷却ポイント:首の後ろ、わき、足の付け根

  • シャワーやぬるめの入浴

    • 熱すぎるお風呂は逆効果

    • 入浴で血流を促すと疲労物質の排出を助ける

  • 涼しい環境で休む

    • 扇風機+クーラーで体に負担をかけない調整


3. 栄養補給

  • 夏バテ対策におすすめの食材

    • タンパク質:卵、鶏肉、豆腐、魚

      → 筋肉疲労回復

    • ビタミンB群:豚肉、納豆、玄米

      → エネルギー代謝を助ける

    • カリウム:バナナ、トマト、きゅうり

      → むくみや熱中症予防

    • クエン酸:梅干し、レモン

      → 疲労物質(乳酸)の分解をサポート


4. 睡眠・休養

  • 昼寝や短時間の仮眠も有効

    • 15〜30分程度がベスト

  • 寝室は涼しく・暗く・静かに

    • エアコンを28℃前後に設定、扇風機併用で自然な睡眠環境に


5. 軽い運動で血流促進

  • 体が疲れていても、軽く体を動かす方が回復が早いことがあります

    • 朝のストレッチ

    • ゆっくり散歩

  • 激しい運動は逆に疲労を増やすので避ける


6. 漢方や東洋医学的アプローチ

  • 夏の疲労に効く代表的な漢方:

    • 麦門冬湯(ばくもんどうとう):喉の渇き・夏バテに

    • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):全身の疲労・食欲不振に

    • 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):体力低下・冷えにも対応

  • 鍼灸では:

    • 自律神経の調整 → 夏の疲労回復やだるさ改善に効果的

    • 血流改善 → 肩こり・腰痛・むくみの緩和


まとめ

  • 水分+ミネラル補給

  • 栄養のある食事

  • 涼しい環境で休養

  • 軽い運動やストレッチ

  • 睡眠を十分に取る

  • 必要に応じて漢方・鍼灸で体のバランスを整える

    特に暑い夏に「冷たい飲み物を一気に大量に飲む」と、胃腸が冷えて消化・吸収機能が低下し、疲労回復や栄養補給の効率が落ちることがあります。


    水分の摂りすぎ・冷えの影響

    1. 胃腸の働きが鈍る

      • 冷たい水分で胃の温度が下がると、消化酵素の働きが弱まり、食べた栄養がうまく吸収されないことがあります。

    2. 血流が滞りやすくなる

      • 冷えた胃腸周りの血流が悪くなり、体全体の疲労回復も遅れる。

    3. 下痢・腹痛の原因

      • 冷たい飲み物や大量の水を一気に飲むと、胃腸に負担がかかりやすくなります。


    おすすめの対策

    1. 常温〜ぬるめの水分をこまめに

      • 1回に飲む量はコップ半分〜1杯程度

      • 1日を通して少しずつ摂取する

    2. 体を温める飲み物を取り入れる

      • 麦茶、温かいハーブティー、白湯など

      • ミネラル補給には経口補水液を常温で

    3. 食事で水分・ミネラル補給

      • 味噌汁やスープ、野菜の煮物で自然に水分と塩分を補給

    4. 飲むタイミングに注意

      • 食事中や食後すぐに冷たい飲み物を大量に飲まない

      • 運動後は常温の水で少しずつ

        暑い夏の1日水分摂取&疲労回復ルーティン

        時間帯 飲み物・量 ポイント・効果
        起床直後(7:00頃) 白湯 150〜200ml 夜間で失われた水分補給+胃腸を温めて消化準備
        朝食中 常温の麦茶 100ml 食事と一緒に摂ることで消化を助ける、塩分・ミネラル補給
        午前の仕事中(10:00頃) 常温水 100〜150ml こまめに飲むことで脱水予防、胃腸を冷やさない
        昼食中 ぬるめのスープ・味噌汁 150ml 水分と塩分補給+胃腸を温める
        昼食後(13:00頃) 白湯 100ml 消化促進・血流改善で午後の疲労予防
        午後の仕事中(15:30頃) 常温麦茶 100ml 夏の倦怠感対策、ミネラル補給
        軽い運動後(17:00頃) 常温経口補水液 150ml 汗で失った水分・塩分・ミネラルを回復
        夕食中 ぬるめのスープ 150ml 食事と同時に胃腸を温めて消化を助ける
        夕食後(20:00頃) 白湯 100ml 就寝前に胃腸を温め、疲労回復をサポート
        就寝前(22:30頃) 少量の白湯 50ml 夜間の脱水防止+リラックス効果

        補足ポイント

        1. 冷たい飲み物は極力避ける

          • 冷蔵庫直後の水やアイスは胃腸を冷やすので控えめに

        2. 量より回数重視

          • 一度に大量より、少量をこまめに

        3. 水分+ミネラル補給

          • 夏は汗で塩分も失われるため、味噌汁や梅干しなども活用

        4. 漢方や鍼灸でサポート

          • 麦門冬湯や補中益気湯などで夏バテや疲労回復を補強可能

            1. 夏バテに効く漢方薬

            漢方薬 主な適応 効果のポイント
            補中益気湯(ほちゅうえっきとう) 食欲不振、全身倦怠感、体力低下 気を補い、胃腸の働きを改善。疲労回復に強い
            麦門冬湯(ばくもんどうとう) のどの渇き、口渇、暑さで疲れやすい 体の潤いを補い、乾燥によるだるさを緩和
            十全大補湯(じゅうぜんたいほとう) 慢性的な疲労、体力低下 気血両方を補うため、夏バテで弱った体に適する
            小建中湯(しょうけんちゅうとう) 胃腸虚弱、腹部の張り、疲れやすい 胃腸の調子を整え、疲労回復をサポート
            六君子湯(りっくんしとう) 食欲不振、消化不良、倦怠感 胃腸を強化して栄養吸収を助ける

            ⚠️ 漢方は体質や症状によって選ぶ処方が変わります。自己判断ではなく、専門家に相談するのがおすすめです。


            2. 夏バテに効く鍼治療

            鍼の目的

            • 自律神経の調整

              → 暑さで乱れた交感神経・副交感神経を整え、眠りやすく、疲労回復を促す

            • 胃腸機能の活性化

              → 気の巡りを良くし、消化・吸収を改善

            • 血流改善・むくみ対策

              → 全身のだるさや肩こり、頭重感の軽減

            よく使われるツボ

            部位 ツボ名 効果
            足三里(あしさんり) 胃腸機能の強化、全身の疲労回復
            胸腹 中脘(ちゅうかん) 胃の働きを整え、食欲不振改善
            背中 脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ) 消化吸収の促進、倦怠感改善
            合谷(ごうこく) 自律神経の調整、頭重感・疲労感緩和

            鍼の施術は、体質・症状・疲労度に合わせてツボの組み合わせや刺激量を調整します。


            3. 漢方+鍼の組み合わせでのメリット

            1. 漢方で内側から体力を補う

              → 気血や水分バランスを整える

            2. 鍼で外側から自律神経・血流を改善

              → 疲労やだるさを効率よく回復

            3. 夏バテ症状の早期改善

              → 食欲不振や体のだるさを緩和し、栄養吸収を助ける