妊活では「不妊治療の前に体質改善」筋肉の緊張を取り体温を上げる新宿加藤鍼灸院整骨院の加藤式不妊治療
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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ
2025.08.05
鍼治療
テーマ:
着床困難症とつわりの原因、つわりの時に食べやすい物
着床困難症(着床障害)の原因は多岐にわたります。
新宿加藤鍼灸院整骨院の鍼治療と漢方薬で体質改善をして95%以上の人が着床しております。ほとんどの人はつわりも軽減してます。
医学的な原因分類
1. 子宮内の問題
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子宮内膜の異常
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子宮内膜が薄すぎる(一般的に7mm未満)
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着床に適したホルモン環境が整っていない(プロゲステロン不足など)
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子宮奇形
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中隔子宮や双角子宮などの先天性異常
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子宮筋腫(特に粘膜下筋腫)や子宮内膜ポリープが着床の妨げに
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子宮内癒着(アッシャーマン症候群)
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掻爬手術後や感染症の後遺症で子宮内が癒着し、内膜が正常に増殖しない
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2. ホルモンの問題
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黄体機能不全(排卵後に黄体ホルモンの分泌が不十分)
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高プロラクチン血症(排卵障害・内膜不全の原因)
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甲状腺機能異常(甲状腺ホルモンのバランスが妊娠に影響)
3. 免疫学的要因
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自己免疫疾患
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抗リン脂質抗体症候群(血栓が子宮内の血流を妨げる)
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過剰なナチュラルキラー(NK)細胞活性
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受精卵を「異物」として排除してしまう免疫反応
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4. 染色体や遺伝的な要因
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受精卵(胚)自体の染色体異常(高齢や卵子の質の低下で増加)
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夫婦いずれかの染色体構造異常(均衡型転座など)
5. 胚の問題
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胚の質が悪く、着床に至らない(受精卵の発育が途中で止まる)
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胚盤胞まで到達しても、細胞分裂が不完全で着床能力がない
診断に用いられる検査
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子宮鏡検査・MRI:子宮内構造の確認
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ホルモン検査(プロゲステロン、FSH、TSHなど)
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NK細胞活性検査・抗リン脂質抗体検査
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着床窓検査(ERA)…子宮内膜の着床に最適な時期を判定
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受精卵のPGT-A(着床前染色体スクリーニング)
つわりの原因
1. ホルモンの変化
妊娠初期には、体内のホルモンバランスが大きく変化します。特に関係が深いとされているホルモンは以下の通りです:
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hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
妊娠を維持するために分泌されるホルモンで、妊娠初期に急激に増加します。このhCGの急増がつわりの主な原因の一つと考えられています。 -
エストロゲンとプロゲステロン
妊娠の維持のために増加しますが、胃腸の働きを鈍くしたり、感覚を敏感にするため、吐き気を引き起こす要因になるとされています。
2. 自律神経の変化
妊娠によって自律神経のバランスが崩れ、胃腸の動きが不安定になります。これにより、吐き気や胃のムカつきが起こりやすくなります。
3. 嗅覚・味覚の変化
妊娠中は匂いや味に敏感になる人が多く、特定の匂いや味に強い拒否反応を示すことがあります。これもつわりの一因と考えられています。
4. 心理的・精神的ストレス
妊娠に対する不安や生活の変化などのストレスも、つわりを悪化させることがあります。
5. 胎児を守るための生理的反応という説
一部の研究では、つわりは「胎児を有害物質から守るための防衛反応」とも言われています。たとえば、生肉や強い匂いを嫌うようになるのは、感染や毒素から守る本能的な行動かもしれません。
補足:つわりの程度には個人差がある
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軽い吐き気だけで済む人もいれば、**「妊娠悪阻(にんしんおそ)」**と呼ばれる重度のつわりで入院が必要になる人もいます。
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通常、妊娠5〜6週から始まり、12〜16週ごろにおさまることが多いですが、個人差があります。
つわりのときに食べやすい人気の食べ物リスト
✅ さっぱり系・冷たいもの
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冷やしそうめん・うどん
→温かいにおいが気になる人におすすめ -
冷たい果物(りんご、梨、ぶどう、すいか)
→水分補給にもなる。酸味があると食べやすい -
ゼリー、寒天
→つるんと入る、甘さ控えめのものが人気 -
アイスクリーム・シャーベット
→気持ち悪さを一時的に和らげる
✅ 炭水化物系(においが少なめ)
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白ごはん(冷めたものやおにぎり)
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パン(トースト、クラッカー)
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フライドポテト・ポテトチップス(塩味を欲するとき)
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シリアル・オートミール(牛乳がOKなら)
✅ 酸っぱい・塩気があるもの
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梅干し、おにぎり(梅や塩昆布入り)
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ピクルス、酢の物
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レモン水、炭酸水(レモン味など)
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柑橘系の果物(グレープフルーツ、みかんなど)
✅ たんぱく質源(匂いがきつくないもの)
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冷ややっこ、豆腐
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ゆで卵(においが平気なら)
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ヨーグルト(無糖やフルーツ入り)
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チーズ(少量でOK)
⚠️ 食べづわりの場合(空腹時に気持ち悪くなる)
→「ちょこちょこ食べ」が基本です。以下のようなものがおすすめ:
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小さいおにぎり
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クラッカーや乾パン
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ナッツ(無塩)
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小包装のお菓子(ビスケットなど)
工夫のポイント
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におい対策:冷ます/冷たいものにする/換気する
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食事の頻度:1日3回にこだわらず、少量を5~6回に分ける
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水分補給:水・麦茶・スポーツドリンク・炭酸水など飲みやすいものでこまめに
- 苦手の食べ物が好物になる場合もあります。バナナが食べられるようになったなど
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