首肩の凝りを鍼で治す|新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2025.06.18

鍼治療

テーマ:

首肩の凝りを鍼で治す

首肩のコリとは?

首肩のコリは、筋肉の緊張や血行不良によって起こる「張り」や「だるさ」、「痛み」などの不快な症状です。

原因としては:

  • 長時間のパソコン作業・スマホ使用

  • ストレスや緊張

  • 姿勢不良(猫背・前かがみ)

  • 運動不足

  • 冷えや睡眠不足

  • 自律神経失調症

首肩のコリに対する鍼治療の効果

  1. 筋肉の緊張をゆるめる

     → 鍼は筋肉に直接アプローチし、緊張を緩和させます。

  2. 血流を改善する

     → 血行が良くなり、疲労物質の排出が促進されます。

  3. 神経の働きを整える

     → 自律神経のバランスを整え、ストレス緩和にも効果的です。

  4. 即効性と持続性

     → 個人差はありますが、施術後すぐに軽さを実感する方も。


治療の流れ(例)

  1. 問診・触診で状態を確認

  2. ツボの選定

  3. 鍼を打つ(数分〜20分ほど置くことが多い)

  4. 必要に応じてお灸やマッサージ併用


鍼治療が向いている人

  • 病院では「異常なし」と言われたが、コリがつらい

  • 薬に頼らず自然な方法で治したい

  • 頻繁に肩こり・首こりが再発する

  • ストレスが多く、体が常に緊張している

  • 不妊症の人は首肩コリを解消して女性ホルモン男性ホルモンが減少しないようにする必要がある

  • 痛みやしびれ、コリ、だるいなどの不調は新宿加藤鍼灸院整骨院の鍼治療と漢方薬、整体、マッサージの総合自然療法をお試しください

    首肩コリとホルモンの関係について

    首や肩のこりは、血行不良や自律神経の乱れ、ストレスなどが関係しています。これらの要因は、間接的にホルモンバランスに影響を与える可能性があります。

    ■ 自律神経とホルモンの関係

    • 自律神経が乱れると、視床下部や下垂体の働きが低下し、性ホルモン(エストロゲンやテストステロンなど)の分泌にも影響が出る可能性があります。

    • 首肩のコリが強い=自律神経の緊張が続いている状態、というケースもあり、それがホルモン分泌の乱れにつながる可能性も。


     不妊症との関連性

    不妊症はさまざまな要因(排卵障害、卵管閉塞、男性因子、免疫要因など)によって引き起こされるため、首肩コリの解消=不妊治療の直接的効果とまでは言えませんが、以下のように補助的に良い影響を与える可能性はあります。

    ■ 良い影響の例

    • 血流が良くなることで、子宮や卵巣への血液供給が改善される可能性

    • リラックス効果によりストレスが軽減 → 自律神経の安定化 → ホルモン分泌の改善

    • 不定愁訴(体調不良・頭痛・不眠など)の軽減 → 妊活に前向きに取り組みやすくなる



ストレートネックとは

ストレートネック(別名:スマホ首)とは、本来緩やかな前弯(前向きのカーブ)を描くはずの頸椎(首の骨)が、真っ直ぐになってしまっている状態です。

◆ 主な原因:

  • 長時間のスマホやパソコン使用(うつむき姿勢)

  • 姿勢の悪さ(猫背)

  • 加齢による筋力低下

◆ 主な症状:

  • 首や肩のこり

  • 頭痛

  • めまい

  • 手のしびれ

  • 集中力の低下

  • 自律神経の乱れ


■ 鍼治療(はりちりょう)とは

鍼治療は、東洋医学に基づき、身体の特定のツボに細い鍼を刺して、気血の流れを整えたり、筋肉の緊張を和らげたりする治療法です。

◆ 鍼治療がストレートネックに与える効果:

効果 説明
筋肉の緊張緩和 首・肩まわりのこりを和らげ、姿勢の改善をサポート
血流の改善 血行促進により、酸素や栄養素が筋肉に届きやすくなる
痛みの緩和 神経や筋膜の刺激で、痛みの感受性を下げる効果が期待される
自律神経の調整 リラックス効果により、睡眠や精神面の改善にも寄与

■ 鍼治療と併せておすすめの対策

  • デスクワーク時の姿勢改善(モニターの高さ、椅子の調整)

  • ストレッチやヨガ

  • 湿布や温熱療

     

    首肩に関係する疾患

    【1】整形外科系の疾患

    疾患名 概要 関連症状
    頚椎症(けいついしょう) 頚椎(首の骨)の加齢変化や椎間板の変性で神経が圧迫される。 首肩のこり、しびれ、痛み、動かしにくさ
    頚椎椎間板ヘルニア 頚椎の椎間板が飛び出して神経を圧迫。 肩〜腕の痛みやしびれ、筋力低下
    肩関節周囲炎(五十肩) 肩関節の炎症により動きが制限される。 肩のこり・痛み、腕が上がらない
    胸郭出口症候群 鎖骨周辺で神経や血管が圧迫される。 肩・腕のしびれ、こり、握力低下

    【2】神経・自律神経系の疾患

    疾患名 概要 関連症状
    自律神経失調症 ストレスや生活習慣で自律神経のバランスが崩れる。 首肩のこり、頭痛、めまい、倦怠感、不眠
    うつ病・不安障害 精神的ストレスが筋肉の緊張を招く。 慢性的な首肩のこり、睡眠障害、気分の落ち込み

    【3】眼科・耳鼻科関連の疾患

    疾患名 概要 関連症状
    眼精疲労 長時間のPC・スマホ使用などで目の筋肉が疲れる。 目の痛み、首肩のこり、頭痛
    顎関節症 顎のかみ合わせや筋肉に問題がある。 首や肩のこり、顎の痛み、頭痛
    咬合不全(噛み合わせの問題) 噛み合わせが悪いことで筋肉のバランスが崩れる。 顎〜首〜肩のこりや緊張

    【4】内科的疾患

    疾患名 概要 関連症状
    高血圧症 血圧上昇に伴う緊張状態。 首肩のこり、頭痛
    狭心症・心筋梗塞 心臓の疾患が肩や首に関連痛として現れることがある。 左肩・首のこりや痛み、胸痛、息切れ

    【5】その他

    疾患名 概要 関連症状
    線維筋痛症 原因不明の慢性痛を伴う病気。 首肩を含む全身のこりや痛み、倦怠感
    更年期障害 ホルモンバランスの変化に伴う症状。 首肩のこり、のぼせ、イライラ、発汗