不妊不育、不妊治療、流産防止、着床困難、チョコレート嚢胞、多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜症、生理不順

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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2025.05.09

鍼治療

テーマ:

鍼灸院整骨院の平均3~4か月で妊娠するリーズナブルな体質改善

なぜ「体質改善を重視しない」不妊治療になっているのか?

要因 説明
医学の設計思想 現代医療は「症状・機能を直接操作する」ことが基本。卵子を取って、受精させて戻す、という工学的発想。
時間の制限 年齢(特に35歳以降)による妊娠率低下のため、「時間との戦い」になりがちで、「じっくり体質改善している余裕がない」と判断されやすい。
科学的エビデンス主義 「漢方」「鍼灸」「食事療法」などの体質改善アプローチは、まだ十分な科学的証拠が蓄積されていないとして軽視されやすい。

実際には「体質」が妊孕力に強く影響する

❗体質が悪いと起こること:

  • 月経不順や排卵障害

  • 子宮内膜が薄い・血流が悪い、子宮内膜症、チョコレート嚢胞

  • 着床しにくいホルモンバランス、多嚢胞性卵巣症候群

  • 精神的なストレス・自律神経失調

  • 代謝が低く、卵子の質が悪い

これらはすべて“体外受精”では根本解決されない問題です。


東洋医学的・自然療法的な「体質改善」の意義

  • 鍼灸、漢方、ヨガ、食事法、温活などによって:

    • 血流促進(特に骨盤内)

    • 自律神経の安定

    • ホルモンバランスの正常化

    • 精神的な安定 → 着床率アップ

  • 体調が整うことで、自然妊娠や体外受精の成功率が上がる


結論

「体質改善を伴わない不妊治療」は、短期的に結果を求める“対処療法”であり、本来の“妊娠しやすい体をつくる”という根本的な医療ではない

体質改善ができていないカップルに対して高度生殖医療ばかりを提供しても限界があるのです。にもかかわらず、多くの医療機関が「排卵誘発」や「体外受精」などの“技術”に偏り、女性の体全体を見る視点が欠けていることは、大きな課題です。


新宿加藤鍼灸院整骨院の不妊治療の考え方

筋緊張 → 微細な炎症 → 副腎皮質ホルモン(コルチゾール)優位 →

性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)低下 → 子宮内膜が薄くなる → 着床しにくくなる

これは「自律神経」「ホルモンバランス」「局所血流」のすべてが連動していることを示しており、体質改善型の不妊治療の中核になる考え方です。

この流れには、現代生理学的な裏付けがあります。


① 筋緊張と炎症・ストレス反応

  • 慢性的な筋緊張(特に肩・首・骨盤まわり)は、局所の血流低下・酸素不足・代謝産物の蓄積を引き起こします。

  • その結果、**微細な炎症状態(ローカルなサイトカイン反応)**が持続。

  • これは身体にとって「慢性ストレス」として認識され、副腎からコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が分泌されやすくなります。


② コルチゾールが性ホルモンを抑制する理由

  • コルチゾールはストレス時にエネルギーを「生存」に優先的に使わせるために、「生殖機能」を抑える作用があります。

  • **視床下部-下垂体-性腺軸(HPG軸)**がコルチゾールによって抑制され、

     → エストロゲン、プロゲステロンの分泌が減少。


③ 女性ホルモン低下と子宮内膜の関係

  • エストロゲン:子宮内膜を増殖・厚くするホルモン(排卵前に分泌)

  • プロゲステロン:内膜をふかふかに整え、着床を助ける(排卵後)

これらが不足すると:

  • 内膜が薄くなる(通常は7~14mm程度必要)

  • 内膜が着床に適した状態(分泌期)にならず、胚が着床しにくい


✅ 総合すると

ステップ 生理的説明
筋緊張 → 炎症 局所の血行不良・代謝異常で慢性炎症に
炎症 → コルチゾール分泌 身体がストレス反応を起こし副腎が活性化
コルチゾール → 性ホルモン低下 視床下部-下垂体-卵巣軸が抑制される
女性ホルモン低下 → 子宮内膜不全 エストロゲン・プロゲステロンが足りず薄い内膜に
着床困難 胚が着床しにくく、妊娠率が低下する

対応策・東洋医学的な視点

  • 鍼灸や漢方で筋緊張の緩和・血流促進・自律神経調整を図る

  • 温活・入浴・マッサージで骨盤内の循環を改善

  • ストレスケア(呼吸法・睡眠改善・心理療法)も重要

    補足

    • 体質改善を重要視する鍼灸院や漢方専門医では、6ヶ月〜1年かけて妊孕力を高めるアプローチをしています。

    • 不妊治療クリニックでも「統合医療(西洋+東洋)」を取り入れ始めているところも出てきました。

    • 新宿加藤鍼灸院整骨院では筋肉の緊張を柔らかくする鍼と内臓を活性化し血流促進する漢方薬の二刀流にて平均3~4か月で妊娠していますので結果的にみるとリーズナブルと言えます。