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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ
2025.09.29
養生法など
テーマ:
夏から秋にかけて起こりやすい症状と対策
夏から秋にかけて起こりやすい症状
〈身体の症状〉
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夏の冷房や冷たい飲食で胃腸が弱り → 下痢・便秘・胃もたれ・食欲不振
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気温差で自律神経が乱れ → だるさ・疲れやすさ・立ちくらみ
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朝晩の冷え込みで → 冷え・肩こり・腰痛・関節痛
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乾燥する秋の空気で → 咳・喉の痛み・肌の乾燥・かゆみ
〈精神的な症状〉
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夏バテ後のエネルギー不足で → 集中力低下・イライラ・不安感
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日照時間が短くなる影響で → 気分の落ち込み(季節性うつの前段階)
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交感神経の過緊張から → 寝つきが悪い・眠りが浅い
〈生活面で出やすい不調〉
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季節の変わり目の気温変化に体がついていけず → 風邪をひきやすい
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夏に溜まった疲れで → 体力が落ち仕事や勉強の能率が下がる
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食欲の秋で → 食べすぎ・体重増加
夏から秋にかけて起こる症状(西洋医学の視点)
1. 自律神経の乱れ
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症状:めまい、頭痛、だるさ、立ちくらみ、不眠
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原因:昼夜の気温差・気圧変化により、自律神経が体温調節・血管の収縮拡張に追われるため。
2. 夏バテ後遺症
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症状:食欲不振、胃もたれ、下痢、疲労感
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原因:冷房や冷たい飲食で胃腸の機能低下。加えて強い紫外線・発汗によるビタミン・ミネラル不足。
3. 免疫力低下
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症状:風邪をひきやすい、口内炎、感染症の増加
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原因:夏の疲労蓄積、栄養不足、急な温度差によるストレスで免疫細胞が働きにくくなる。
4. 呼吸器・皮膚の不調
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症状:咳、喉の乾燥・痛み、アトピーや湿疹の悪化、肌のかゆみ
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原因:秋の乾燥した空気で粘膜や皮膚のバリア機能が低下。
5. メンタルの不調
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症状:気分の落ち込み、倦怠感、意欲低下(軽いうつ症状)
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原因:日照時間の減少によりセロトニン分泌が減少。季節性情動障害(SAD)の前段階となることも。
夏から秋にかけて起こる症状(東洋医学の視点)
1. 夏の「余熱」が残る
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症状:のぼせ、ほてり、口の渇き、寝汗
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背景:夏の暑さや冷房で「気」が消耗し、体に熱がこもる。
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対応:余分な熱を冷まし、体の「陰(潤い)」を補う食養生(梨・白きくらげ・はちみつなど)、鍼灸で気血の巡りを整える。
2. 胃腸(脾胃)の弱り
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症状:食欲不振、胃もたれ、下痢・軟便、倦怠感
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背景:冷たい飲食や湿気で「脾胃」が傷み、気血を作る力が落ちる。
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対応:温かい消化によい食事(おかゆ、しょうが、山芋)、脾胃を整える漢方(六君子湯など)、ツボ刺激(足三里)。
3. 秋の「燥邪」の影響
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症状:乾いた咳、喉の痛み、肌や唇の乾燥、便秘
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背景:秋の乾燥した気候(燥邪)が「肺」を傷つける。
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対応:肺を潤す食材(大根、はちみつ、白ごま、百合根)、鍼灸で肺経の調整。
4. 気温差による「陽気」の乱れ
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症状:冷えやすい、肩こり、関節痛、風邪をひきやすい
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背景:朝晩の冷え込みで「陽気(体を温め守る力)」が消耗し、外邪(風邪・寒邪)が侵入。
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対応:首・お腹・足首を冷やさない、温補作用のある食材(にら、生姜、ねぎ)、漢方では桂枝湯や葛根湯など。
5. 精神面(心神の不安定)
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症状:気分の落ち込み、不眠、不安、イライラ
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背景:季節の変わり目で「気」の流れが不安定になり、心神を養う力が弱まる。
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対応:気血を補う食材(黒豆、ナツメ、くるみ)、ツボ刺激(神門・内関)、安神薬(酸棗仁湯など)。
まとめると東洋医学では、
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夏の「熱」と「湿」の影響が残る
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秋の「燥邪」が加わる
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気温差で「陽気」が消耗する
この三重の負担で 脾(胃腸)・肺・心神 に不調が出やすい、と考えます。
「西洋 vs 東洋 夏から秋の症状と原因・対策一覧表」 を整理しました。
西洋 vs 東洋 夏から秋にかけての症状・原因・対策
観点 西洋医学 東洋医学(鍼灸・漢方) 主な症状 だるさ、頭痛、めまい、食欲不振、下痢、風邪、咳、喉の乾燥、気分の落ち込み、不眠 食欲不振、胃もたれ、下痢、倦怠感、乾いた咳、喉・皮膚の乾燥、便秘、冷え、関節痛、不安・不眠 原因の捉え方 ・気温差・気圧差 → 自律神経の乱れ
・夏の疲労 → 免疫力低下
・乾燥 → 粘膜防御力低下
・日照時間減少 → セロトニン不足・夏の余熱・湿気 → 脾胃の弱り
・秋の燥邪 → 肺の乾燥
・朝晩の冷え → 陽気不足
・気の流れの乱れ → 心神不安定不調が出やすい臓器・システム 自律神経、免疫系、消化器、呼吸器、精神神経系 脾(胃腸)、肺、心神(精神)、腎(冷えやエネルギー不足) 対策(生活) ・バランスの良い食事(消化に良い温かい食べ物)
・十分な睡眠・休養
・適度な運動
・保湿・うがいなどで乾燥予防
・日光を浴びてセロトニン分泌を促す・温かい消化のよい食事(おかゆ・生姜・山芋)
・肺を潤す食材(梨・大根・百合根・はちみつ)
・冷え対策(腹・首・足首を温める)
・気血を補う食材(黒豆・ナツメ・くるみ)治療・サポート 栄養療法、ビタミン・ミネラル補充、心理療法、必要に応じて薬物療法(整腸剤・抗うつ薬・睡眠導入剤など) 漢方薬(六君子湯・酸棗仁湯・桂枝湯など)
鍼灸(足三里・神門・内関・肺経のツボ刺激)
季節養生(衣服・食養生)
このように、西洋は「環境変化による自律神経・免疫・精神への影響」として捉え、
東洋は「季節の邪気(湿・燥・寒)と臓腑の関係」から説明するのが大きな違いです。不妊鍼灸,妊活,不妊治療,不妊漢方相談は新宿加藤鍼灸院整骨院へ
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