高タンパク・低脂肪
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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ
2025.09.01
養生法など
テーマ:
新宿加藤鍼灸院整骨院がおすすめする三食品
干しエビが体に良い理由
1. 高タンパク・低脂肪
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干しエビはタンパク質が豊富(約50%前後)で、しかも低脂肪。
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筋肉や皮膚、髪の健康を保つのに役立ち、ダイエット中や高齢者の栄養補給にも適しています。
2. カルシウムが非常に多い
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干しエビ100gあたり カルシウムは約7,000mg と魚介類の中でもトップクラス。
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骨粗鬆症予防、成長期の子どもの骨づくりに役立ちます。
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マグネシウムやリンも含まれていて、骨の代謝バランスを整えやすい食材。
3. 血圧・代謝に良い成分
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タウリンが含まれており、コレステロールを下げる働きや、血圧調整、肝機能サポートに期待できます。
4. ミネラル補給
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亜鉛、鉄、銅などのミネラルも含まれていて、貧血予防・免疫力強化に有効。
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特に鉄分は女性や高齢者に不足しがちな栄養素を補います。
5. 旨味(アミノ酸・核酸)による消化促進
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グルタミン酸やイノシン酸といった旨味成分が豊富で、胃腸の働きを助け、食欲を増進させます。
東洋医学的な見方
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エビは「温性」で、腎を補い、気血を巡らせるとされます。
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干すことでエネルギーが凝縮され、冷えや腰痛、疲労感の改善に良いと考えられています。
✅ まとめると:
干しエビは 「カルシウム・高タンパク・タウリン・ミネラル」 が凝縮された食品で、骨や筋肉、血流、免疫など体全体に良い影響を与える食材です。
1. 干しえびと青菜の炒め物(骨強化・血流改善)
材料(2人分)
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干しえび 大さじ2
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青菜(小松菜やチンゲン菜)1束
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にんにく 1片(みじん切り)
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ごま油 小さじ2
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塩・胡椒 少々
作り方
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干しえびを軽く水で戻す(戻し汁は取っておく)。
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フライパンにごま油を熱し、にんにくと干しえびを炒める。
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青菜を加えて炒め、塩胡椒で味を整える。
→ 戻し汁を少し加えると旨味がアップ!
✨ 薬膳ポイント:
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干しえび → 腎を補い、骨・関節を強くする
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青菜 → 血を補い、目の疲れにも良い
2. 干しえびときのこの炊き込みご飯(疲労回復・骨を丈夫に)
材料(2合分)
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米 2合
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干しえび 大さじ2
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しめじ・しいたけなど 100g
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醤油 大さじ1
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酒 大さじ1
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塩 少々
作り方
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干しえびを水で戻す(戻し汁を炊飯に使用)。
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米を研ぎ、干しえび・きのこ・調味料・戻し汁+水で2合分に調整。
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普通に炊飯する。
✨ 薬膳ポイント:
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干しえび → 骨を補い、気血を養う
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きのこ → 免疫力アップ
3. 干しえびと白菜のスープ(胃腸を整え、風邪予防)
材料(2人分)
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干しえび 大さじ1
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白菜 2枚
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生姜 1片(薄切り)
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鶏ガラスープ 400ml
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塩・胡椒 少々
作り方
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干しえびを軽く洗い、そのまま使う。
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鍋にスープと生姜、干しえびを入れて煮立てる。
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白菜を加え、柔らかくなるまで煮る。
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塩・胡椒で味を整える。
✨ 薬膳ポイント:
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干しえび → 気血を補い、疲労回復
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白菜 → 胃腸の調子を整える
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生姜 → 体を温め風邪予防
スケトウダラの効果
1. 高タンパク・低脂肪でダイエット向き
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白身魚で脂質が少なく、良質なたんぱく質が豊富。
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筋肉や皮膚、髪の健康維持に役立ち、ダイエット中の栄養補給にも最適。
2. 脳と神経の働きを助ける
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DHA・EPA(不飽和脂肪酸)が含まれ、血液をサラサラにし、動脈硬化や心疾患予防に有用。
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記憶力や集中力のサポートにも。
3. 骨と歯を丈夫に
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カルシウムやリン、ビタミンDが含まれ、骨粗鬆症予防に効果的。
4. 貧血予防
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ビタミンB12が豊富で、赤血球の生成を助け、貧血を防ぐ。
5. 妊活・妊娠中の栄養補給に
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卵(たらこや明太子)には葉酸が含まれ、胎児の発育をサポート。
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白子には亜鉛が多く、男性の精子形成にも良いとされる。
6. 免疫力アップ
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セレンやビタミンB群が免疫機能を支える。
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特にセレンは抗酸化作用が強く、老化予防やがん予防に役立つ。
部位別の特徴
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身(白身):高タンパク・低脂肪、消化が良い → 胃腸が弱い人や子ども、お年寄りにも◎
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卵(たらこ・明太子):ビタミンEや葉酸が豊富 → 血流改善・妊活サポート
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白子:DHA、EPA、亜鉛 → 脳や生殖機能のサポート
スケトウダラは「和食の万能魚」ともいえる存在で、鍋・煮物・フライ・練り製品(かまぼこ、ちくわ、すり身団子など)と幅広く利用できます。
1. スケトウダラと豆腐のヘルシー鍋(胃腸を養い、冷え改善)
材料(2人分)
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スケトウダラ(切り身) 2切れ
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木綿豆腐 1/2丁
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白菜 2枚
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ねぎ 1本
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しめじ 1/2パック
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生姜スライス 2〜3枚
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出汁 500ml
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薄口しょうゆ 大さじ1
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酒 大さじ1
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塩 少々
作り方
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鍋に出汁を入れ、生姜を加えて温める。
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野菜と豆腐を入れて煮る。
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スケトウダラを加え、火が通ったら調味料で味を整える。
✨ 薬膳ポイント:
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タラ → 体を温めずに「気血」を補う、胃腸にやさしい
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生姜 → 体を温め、冷え・風邪予防
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豆腐 → 胃腸の働きを助ける
2. スケトウダラの蒸し野菜あんかけ(血流改善・美肌)
材料(2人分)
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スケトウダラ切り身 2切れ
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小松菜 1束
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にんじん 1/3本
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しいたけ 2枚
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しょうが汁 少々
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出汁 200ml
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醤油・みりん 各小さじ2
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片栗粉(水溶き) 適量
作り方
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タラを軽く塩ふりして10分置き、蒸し器で蒸す。
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野菜も一緒に蒸す。
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出汁+醤油+みりんを煮立て、水溶き片栗粉でとろみをつける。
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蒸したタラと野菜にかける。
✨ 薬膳ポイント:
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タラ → 胃腸にやさしい
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小松菜・にんじん → 血を補う
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生姜 → 消化を助ける
3. スケトウダラのカレー風スープ(代謝アップ・疲労回復)
材料(2人分)
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スケトウダラ切り身 2切れ
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玉ねぎ 1/2個
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トマト缶 1/2缶
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にんにく・生姜 各1片
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カレー粉 小さじ2
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水 300ml
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オリーブオイル 小さじ2
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塩・胡椒 少々
作り方
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鍋でオリーブオイルを熱し、にんにく・生姜・玉ねぎを炒める。
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トマト缶とカレー粉を加え、水を注いで煮込む。
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タラを加え、火が通ったら味を整える。
✨ 薬膳ポイント:
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カレー粉(ターメリック・クミンなど) → 消化促進、血流改善
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トマト → 体の余分な熱を冷ます
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タラ → 胃腸を守り疲労回復
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