新宿加藤鍼灸院整骨院の独自の「加藤式不妊治療時の体質改善 」で女性ホルモン男性ホルモンが増加する.

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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2025.08.20

養生法など

テーマ:

アレルギー疾患(鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシー症状)

アレルギー疾患とは、本来なら無害な物質(アレルゲン)に対して、免疫システムが過剰に反応してしまう状態を指します。


主なアレルギー疾患の種類

疾患名 主な症状 アレルゲンの例
アレルギー性鼻炎(花粉症含む) くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ 花粉、ダニ、ハウスダスト
気管支喘息 咳、呼吸困難、ゼーゼー音 ダニ、ハウスダスト、動物の毛、冷気など
アトピー性皮膚炎 かゆみ、湿疹、乾燥肌、赤み 食べ物、汗、ダニ、ストレス
食物アレルギー じんましん、嘔吐、腹痛、アナフィラキシー 卵、乳、小麦、甲殻類、そば、ナッツなど
アナフィラキシー 血圧低下、呼吸困難、意識障害(緊急対応が必要) 食物、薬剤、昆虫の毒など
薬剤アレルギー 発疹、発熱、ショックなど 抗生物質(ペニシリン系など)、解熱鎮痛剤

アレルギーの診断方法

  • 問診・症状の確認

  • 血液検査(IgE抗体測定)

  • 皮膚プリックテスト

  • 食物経口負荷試験(必要時)


治療法

  • 原因アレルゲンの回避

  • 抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の使用

  • 吸入ステロイド(喘息など)

  • 減感作療法(アレルゲン免疫療法)

  • エピペンの携帯(重症例)

    抗ヒスタミン薬の「効果の強さ」比較一覧

    一般名(製品例) 世代 効果の強さ 眠気 特徴・備考
    エピナスチン(アレジオン) 第2世代 中〜強 少ない 花粉症・通年性アレルギーに広く使われる
    フェキソフェナジン(アレグラ) 第2世代 ほぼなし 非常に眠くなりにくい、安全性高い
    ロラタジン(クラリチン) 第2世代 少ない 持続時間が長く、1日1回服用でOK
    セチリジン(ジルテック) 第2世代 強い ややある 効果強め、眠気が出る人もいる
    レボセチリジン(ザイザル) 第2世代 強い ややある ジルテックの改良版、即効性と効果が高い
    オロパタジン(アレロック) 第2世代 非常に強い 出る 花粉症重症例に使われる、眠気あり
    ヒドロキシジン(アタラックス) 第1世代 強い 強い 不安・かゆみ・不眠にも使われる
    ジフェンヒドラミン(レスタミン等) 第1世代 中〜強 強い OTC(市販薬)でもあるが、眠気非常に強い

    世代別の違い(ざっくり整理)

    世代 特徴
    第1世代 効果は強いが、眠気・口渇などの副作用が強い。現在はあまり使われない。
    第2世代 効果は十分で、眠気が少ない。花粉症やじんましんなどで広く使用される。

    効果が「強い」抗ヒスタミン薬トップ3(第2世代)

    1. オロパタジン(アレロック)

    2. レボセチリジン(ザイザル)

    3. セチリジン(ジルテック)

    これらは、症状が強い場合に使われることが多く、やや眠気はありますが、抗アレルギー作用は非常に高いです。

    ステロイド外用薬(塗り薬)の強さランク(日本基準)

    ランク 呼び名 代表的な薬剤名(商品名) 主な用途
    Ⅰ群(最強) ストロンゲスト ジフルプレドナート(ジフラール)
    クロベタゾールプロピオン酸(デルモベート)
    難治性のアトピー・乾癬など
    Ⅱ群(非常に強い) ベリーストロング モメタゾンフランカルボン酸(フルメタ)
    ベタメタゾンジプロピオン酸(アンテベート)
    アトピー性皮膚炎・湿疹(重症)
    Ⅲ群(強い) ストロング ベタメタゾン吉草酸(リンデロンV)
    フルオシノロンアセトニド(フルコート)
    中程度の炎症
    Ⅳ群(中等度) ミディアム プレドニゾロン酪酸(リドメックス)
    ヒドロコルチゾン酪酸(ロコイド)
    顔・首・皮膚の薄い部位
    Ⅴ群(弱い) ウィーク プレドニゾロン(プレドニン軟膏)
    デキサメタゾン(ザルックス)
    乳幼児・顔・陰部などに

    ✅ 使用部位に応じた選択の目安

    部位 使用が推奨されるランク
    手足・体幹 Ⅱ〜Ⅲ群(非常に強い〜強い)
    顔・首 Ⅳ〜Ⅴ群(中〜弱い)
    目のまわり・陰部 Ⅴ群(弱い)
    頭皮 吸収が悪いためⅡ〜Ⅲ群も可

    内服ステロイドの強さ(例:プレドニゾロン)

    内服ステロイドは炎症・免疫抑制作用の強さ副作用のリスクがあるため、医師の厳密な管理のもとで使用されます。

    一般名 相対的強さ 半減期 主な用途
    ヒドロコルチゾン 基準(1) 短い 軽度の炎症、ホルモン補充療法
    プレドニゾロン 4〜5倍 中間 アレルギー疾患、リウマチ
    デキサメタゾン 約25倍 長い 重症炎症、化学療法補助
    ベタメタゾン 約25〜30倍 長い 同上、または局所注射など

    注意点

    • ステロイドは効果が強い反面、副作用(皮膚萎縮、ニキビ、感染、内服では骨粗鬆症など)もあり得るため、適切な強さ・部位・期間を守ることが重要です。

    • 急にやめると**リバウンド(症状悪化)**が起こることも。


    東洋医学との併用

    • ステロイドに頼りすぎず、体質改善による炎症体質の根本改善が目的。

    • アトピーや喘息に対して:

       → 漢方薬(十味敗毒湯、消風散、柴胡清肝湯など)

       → 鍼灸:肺・脾・腎のバランス調整

      ステロイド×抗ヒスタミン薬 併用パターン一覧表

      疾患名 ステロイドの使用形態 抗ヒスタミン薬 主な目的 使用のポイント
      アトピー性皮膚炎 外用(例:ロコイド、リンデロンV) 内服(例:アレグラ、ザイザル) 炎症と掻痒のダブル抑制 抗ヒスタミンでかゆみの悪循環を断つ
      じんましん(慢性) 基本は使わないが、急性悪化時に短期内服(プレドニゾロン) 内服(例:ジルテック、アレロック) 掻痒と腫れを抑制 ステロイドは最小限に、抗ヒスタミンが基本治療
      花粉症/アレルギー性鼻炎 点鼻ステロイド(例:ナゾネックス、フルナーゼ) 内服(例:クラリチン、アレジオン) 鼻づまり+くしゃみ・鼻水対策 点鼻ステロイドで局所の炎症を抑える
      気管支喘息(アレルギー型) 吸入ステロイド(例:フルタイド、シムビコート) 内服(例:アレグラ、アレロック) 喘息予防とアレルギーの同時管理 抗ヒスタミンは補助的、主治療は吸入ステロイド
      食物アレルギー(軽度〜中等度) 内服(例:プレドニゾロン)緊急時用 内服(例:ザイザル、ジルテック) アレルギー反応の鎮静 急性反応時はエピペン→ステロイド+抗ヒスへ
      アナフィラキシー後の管理 内服ステロイド(短期)+抗ヒスタミン(内服) 例:プレドニゾロン+ザイザル 再発予防と症状緩和 救急後の経過観察用処方として使われる

      補足解説

      • ステロイド:即効性があり、炎症の中心的治療薬

      • 抗ヒスタミン薬:ヒスタミン抑制による「かゆみ」「くしゃみ」「蕁麻疹」などの症状緩和

      ✅ 併用のメリット

      • それぞれの作用機序が異なるため、相乗効果が得られる。

      • 特に、皮膚疾患や鼻炎ではセットで処方されることが一般的

      ⚠ 注意点

      • 内服ステロイドは短期間使用が原則(副作用:高血糖、免疫抑制、骨粗鬆症など)

      • 抗ヒスタミン剤は眠気などの副作用に注意。運転・作業に支障が出ることも。


      東洋医学的観点での併用の捉え方

      • ステロイド →「急な炎症・熱証」を抑える「火消し」

      • 抗ヒスタミン薬 →「風邪(ふうじゃ)」や「痒み(風熱)」を鎮める

      • 鍼灸や漢方は → 「体質改善」「根本治療」の役割(肺・脾・腎を調える)

        1.アレルギー性鼻炎(花粉症含む)

        ▶ 西洋医学の対策

        • 抗ヒスタミン薬(くしゃみ・鼻水に)

        • 点鼻ステロイド薬(鼻づまりに効果的)

        • アレルゲン免疫療法(根本治療)

        • マスクやメガネ、空気清浄機の活用

        ▶ 東洋医学の対策

        • 「肺」と「脾」の虚弱が原因とされる

        • 鍼灸で用いるツボ:迎香(げいこう)・印堂・合谷

        • 漢方薬例:小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)

        ▶ 養生法

        • 乳製品・冷たいもの・甘いものを控える(痰湿を助長する)

        • 朝の鼻洗浄(生理食塩水で洗浄)

        • 花粉の多い時期は入浴前に洗顔・洗髪


        2.気管支喘息

        ▶ 西洋医学の対策

        • 吸入ステロイド薬+β刺激薬が基本

        • 長期管理薬をしっかり使用

        • アレルゲンや風邪を避ける

        ▶ 東洋医学の対策

        • 「肺」「腎」「脾」の虚+痰湿・寒邪

        • 鍼灸ツボ:太淵・肺兪・足三里・腎兪

        • 漢方薬例:麻杏甘石湯、柴朴湯、補中益気湯

        ▶ 養生法

        • 喉の乾燥を避ける(加湿、マスク)

        • 夜更かし・冷えを避ける(腎虚の悪化防止)

        • 温かいスープ・白ネギ・大根・はちみつ等を活用


        3.アトピー性皮膚炎

        ▶ 西洋医学の対策

        • ステロイド外用薬+保湿剤

        • 抗ヒスタミン薬の内服

        • 悪化因子(ダニ・食物・ストレス)の除去

        ▶ 東洋医学の対策

        • 「血熱」「湿熱」「血虚」「風邪」が関係

        • 鍼灸ツボ:血海・曲池・大椎・三陰交

        • 漢方薬例:十味敗毒湯、黄連解毒湯、消風散

        ▶ 養生法

        • 熱性食材(唐辛子・酒・油っこい物)を避ける

        • お風呂はぬるめ、石けんは低刺激に

        • ストレス管理も重要(呼吸法・瞑想など)


        4.食物アレルギー

        ▶ 西洋医学の対策

        • 原因食物の除去(完全除去 or 経口免疫療法)

        • エピペンの携帯(アナフィラキシー対応)

        ▶ 東洋医学の対策

        • 「脾胃虚弱」「湿熱」が背景にある

        • 漢方薬例:六君子湯、参苓白朮散、平胃散

        ▶ 養生法

        • 腸内環境を整える(発酵食品・食物繊維)

        • 加熱処理・分解酵素の活用(食事療法指導が重要)


        共通の養生ポイント

        項目 養生法
        食事 季節に合った温かい食事。刺激物・添加物を避ける。
        睡眠 十分な睡眠で「免疫の安定化」
        ストレス 自律神経がアレルギーと関係 → ヨガ・散歩・深呼吸など有効
        入浴 血流をよくして皮膚・粘膜の免疫を改善
        鍼灸 体質改善目的で週1~2回が理想的(長期的視点で)