2020年こそ赤ちゃんを授かりたい方へ「妊娠体質」とは?

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新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ

2019.12.27

養生法など

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2020年こそ赤ちゃんを授かりたい方へ「妊娠体質」とは?

2020年こそ赤ちゃんを授かりたい方へ「妊娠体質」とは?

『新宿加藤鍼灸院・整骨院グループブログ』をご覧くださり、ありがとうございます。

今年も残すところあとわずかとなりました。今日で仕事納めという方もいらっしゃることと思います。

今年はサイトのリニューアルを行い、ブログを始めることができました。自分たちの言葉で、今まさにお悩みの方に情報を届けることができ、それが少しでもお役に立てていれば嬉しく思います。

当グループでは、鍼灸や漢方、指圧、整体を通じて、皆さまの健康に関するお手伝いをさせていただいていますが、その中でも不妊治療は、院長のライフワークとよべるものです。大学の研究室で始めた「妊娠に効く」という生薬成分の研究。そのときから気付けば40年以上もの月日が経ちました。それでもなお、熱い気持ちを持ち強い使命感で不妊治療に取り組んでいます。

来年2020年は、いよいよオリンピックイヤー。それも東京での開催です。興奮・感動・笑顔の多い1年になりそうですね。「笑う門には福来る」という言葉もありますし、笑うことでストレスに強くなるといった研究結果も出ています。ストレスが軽減されることで、赤ちゃんの誕生を希望するご家族にも良い流れが生まれそうです。

当グループでも院長をはじめ全スタッフが心を一つにして、皆さまの妊娠の成功のお手伝いを来年も引き続きさせていただきます。不妊や体調不良等でお悩みの方、ぜひ、新宿加藤鍼灸院・整骨院グループにご相談ください。

長年の研究・臨床の中で見つけた「妊娠体質」とは?

明治薬科大学在学中の約40年前から、東洋医学の研究に携わってきた当グループの院長。卒業後は鍼灸、漢方、柔道整復、指圧マッサージ、気功法、整体を極めるべく、数多くの臨床経験を積む傍ら、ハンガリーへの海外留学や鍼灸に関わる医療文献や古典の研究を重ねてきました。ハードな生活を支えたのは、「治したい」という想いです。

そして海外留学中に治療についての気付きを得ました。日本人と欧米人の違いのひとつが体温にあったのです。欧米人の体温は一般に常時37度以上あるのに対して、日本人は体温が低い傾向にあります。これは、日本人が欧米人に比べて、筋肉量や造血器官である骨が細く、骨盤が薄く、血液中の赤血球、白血球、リンパ球の濃度が欧米人より20~30%少ないという身体の構造の違いが一因です。

多くの日本人女性は内臓機能が低下しがちで、低体温、低血圧、肩こり、便秘症の方が目立ちます。このような不調を抱えているために、身体の潜在能力が十分に発揮できていないことが多いのです。そこで、妊娠を希望する女性の身体の潜在能力を最大限に発揮するために「体温を37度にすることが重要である」という結論にいたりました。

妊娠にはいくつものハードルがあります。妊娠できる卵子を育てるには約1年必要です。排卵された卵子の生命力は24時間程度。その間に受精し、その後受精卵が分割しながら着床するまでに5~6日間、着床してから心拍が確認されるまで6~9週間の時間がかかります。

つまり、妊娠する良い卵子になるまでと、受精卵になってから赤ちゃんになるまでの長い期間を乗り越えるための身体作り、つまり「妊娠体質」作りが大切になってくるのです。

※卵子の寿命は24時間ですが、卵管で待機する精子の寿命は2~6日間あるので、タイミングを焦る必要はありません。

「加藤式不妊治療」の基本的な考え方

「加藤式不妊治療」では、3つの条件を大切にしています。

① 高い基礎体温
② 全身の筋肉のコリの解消
③ 生理の正常化(外から与えられるのでないはない、自己で作るホルモンバランスの適正化)

この3つの状況を整えるために用いるのが、鍼と整体と漢方薬です。以下の記事で詳しく解説していますので、参考にされてください。

▼加藤式治療における鍼・整体・漢方薬が妊活に効果的な理由
https://shinjuku.shinkyu.clinic/blog/shinkyu/2800/

 

遠方にお住まいなどの理由で通院が難しい方には、漢方薬の通信販売も承っております。漢方専門「東京漢方堂薬局」で処方している漢方薬は、日本人の体質に合い、より効果が得られるような形でご提供中です。また生薬の中でも副作用の心配がないよう「下薬」の使用を避けているので、妊娠、授乳期でもお飲みいただけます。メールやFAX、お電話にてご相談・ご注文ください。90包単位(1日3包を1カ月分)で販売しています。

▼東京漢方堂薬局の漢方薬は、市販品と何が違う?特徴、飲み方、保存法
https://shinjuku.shinkyu.clinic/blog/medicine/2740/

 

妊活中は運動や食事も気になると思います。当グループでは、運動は「適度に」、食事は「あまり気にしすぎないで」という方針です。適度な運動というのは、15分程度の軽い体操やウォーキングをイメージされてください。食事はストレスをためないのが一番。意識するとしたら、「海苔」「卵」「大豆」を取り入れた食事にする程度で十分です。

▼妊活中の意外な落とし穴!妊活中の運動と食事
https://shinjuku.shinkyu.clinic/blog/shinkyu/2753/

▼妊活中の食べ物「海苔・卵・大豆を取り入れた食事のご提案」
https://shinjuku.shinkyu.clinic/blog/news/2769/

 

皆さまのご希望がかなえられるよう、2020年も誠心誠意、治療に従事いたします。
それでは皆さま、よいお年をお迎えください。